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主席の業務日誌・2014年11月

2014年11月吉日
日本神国 国家主席府 政策企画統括庁
太平洋海洋政策局 総務課
2014-10 < 2014-11 > 2014-12

11-15

11-15

日頃からデカイ車がほしいなと思っている。
そんな中、「普通免許で運転できる国産車最大級の旅客輸送車両。」そう言っても問題ないくらいの大きさと乗員を誇るハイエースグランドキャビンを運転する機会を得た。
「運転する機会を得た。」と書いたが、正しくは、運転する機会を買った、と言った方が正確かもしれない。
レンタカーを借りたのである。
今回はオリックスレンタカーより、ハイエースグランドキャビンをレンタルしました。
この車は10人乗りの車であるが、今回の乗車総員はたったの2名。
運転したいが為にレンタカーを借りたので、まさしく、運転する機会を買ったのである。
ちなみに、1人で10人乗りを借りて後部座席の乗り心地を確かめるのは不可能なので、運転要員として、前の職場の年上の後輩を連れて行った次第である。
が、目論見は外れて、この後輩、ハイエースグランドキャビンを見た瞬間に、
「無理無理おれ絶対これ運転できない。」
と完全拒否。
日頃コンパクトカーを運転している私だって、しばらく走ったらどうにかなったし、でっかいミラーにガッツミラー(フロントアンドサイドアンダーミラー)にリアアンダーミラーにバックモニター(結局活用しなかったけど)があるから、通常の公道を走行するにしてもラーメン屋の駐車場に入れるにしても、ほかの車と同様に運転できると思うんだけどな〜。
むしろ、セダンとか商用バンとかのほうが死角が多くて運転しにくいぞ。
というわけで、一日中運転しまくることになりました。

ハイエースグランドキャビン

ハイエースグランドキャビン

運転したルートは、福島→国道115号線・県道7号線・県道64号線→会津若松→国道49号線→猪苗代→磐越自動車道・東北自動車道・国道115号線→福島。
全行程運転したため、後部座席の乗り心地がわからなかったのが非常に残念だが、運転の感覚は嫌と言うほど味わえた。
まず、その大きさのわりに、左右のミラーの大きさも手伝って、非常に運転しやすい車であった。
市内の狭い道での右左折も、ミラーを見ながら側面接触を確認しつつハンドルを切れば問題ない。
国道115号線に出ても左右の白線や白点線と車体を合わせて走ることが出来るので、変に逸脱することもない。
その国道115号線で土湯峠を登ったのだが、私有車のコンパクトカーと同じ気持ちでアクセルを踏んでいると道路の制限速度を超えることはなかった。
気持ち強めにアクセルを踏むと、ようやく道路の制限速度を超え、おおよそ路線の流れの速度といえる制限速度に時速10キロを加えた速度に達することが出来る。
そしてそれ以上にアクセルを踏み込むと、登坂車線のお世話にならずに、先頭きって快調に走行することが出来る……あまり長くやると国家権力に特別急行料金とられるからすぐに減速するけど。
その減速も、上り坂に重い車とあいまって、アクセル戻せばすぐに減速。
この車は普段よりアクセルを踏み込んで運転すると良いのかもしれない。

土湯峠を越えると猪苗代を経由して会津若松へと下る。
車が重いからなのか、下り坂でも油断すると減速する、油断してオーバー速度になるのではなく、勝手に減速していく。
これはギアを落とさなくともトップギアのままでも、減速する。
油断していると後続車がつながってくる。
下り坂をアクセル踏んで走り抜けるのも慣れない車ではやりたくないので、途中で後続車を先に行かせる。

雪化粧
雪化粧
途中、油断すると下り坂でも減速する車のアクセルを踏みながら制限速度を維持して走っていたら、ステージアが追い越し禁止の道路を抜かしていった。
そしたら、道路工事の臨時規制で片側交互通行しているポイントで、工事のおじさんに止められていた。
ざまあみろ。

昼食をとるために、ラーメン屋の駐車場に車を入れた。
バックモニターを見ながら車庫入れしようとしたら、全くもって白線の間に収まらない。
降りて確認したらカメラがリアドアの中央から左にそれている。
これじゃ収まるものも収まらない。
いったん車を前に出して、左右のミラーを頼りに白線の中に収めて、次いでリアアンダーミラーを直接目視しながら後進微速で車を下げて車を停車させる。
これでうまく駐車できた。
バックモニターいらねえじゃん……
もっとも、バックモニターは、後方直近の安全確認に使うのであって、駐車のための万能薬ではない。
それを肝に銘じておけば、大丈夫だろう、たぶん。

ラーメン

帰りは、高速道路を走ってみた。
インターチェンジから合流車線まで時速50キロ程度で走行し、合流車線に入ってから一気に100キロまで加速する。
これは私の運転のクセで、合流車線では前後の車両との車間距離が開いていた方が合流しやすいので、合流車線までは速度控えめに走行し先行車両との間隔を開いた上で、合流車線に入ってから一気に加速し後続車を突き放して合流している。
前後の車両との車間距離が本線車両の車間距離より狭いと、最悪合流に失敗する恐れもあるため、上記のような自衛策をとっている。
(前の車に近づいていると、前の車が合流しやすいベストポジションの時自車の右脇には本線車両が走行しているかもしれない。後ろの車に近づいていると後ろの車が「前の車が邪魔だから先に本線に合流して抜き去ってやろう」と考え、先に合流して自車の合流コースをふさぐかもしれない。)
もっとも、先行車両がいなければどうということもないので、時と場合に応じ、最初から時速80キロくらいまで加速していくこともある。
合流の急加速も2速までギアがおりたものの難なくこなし本線に合流できた……そりゃ、2名しか乗っていないのだから、合流できなきゃおかしい。
本線上、前方を走行するトラックの一団を追い越そうと追越車線へ車線変更し時速100キロを超える速度まで加速する。
その加速も難なくこなす……そりゃ10人乗りの車に2名しか乗車していないんだから当然ちゃ当然。
ただ、積載重量が足りないのか、橋梁のつなぎ目での突き上げが激しいこと激しいこと。
ドリンクホルダーに置いておいたペットボトルが飛び上がるんじゃないかというくらいに突き上がる。
この突き上げをどうにかしないと、ファミリーユースには使いにくいな……。

おまけ。
燃費は、燃費を気にせず運転してがんがんアクセル踏みまくって空調使いまくって、7.9km/L
良いんだか悪いんだかわかりません……。