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業務日誌・2015年05月

2015年05月吉日
日本神国 国家主席府 直轄都市行政庁           
政策企画統括局 財政政策統括官付機動投資対策班
2015-04 < 2015-05 > 2015-06

5-07 大型二種取得プロジェクト(普通車一種AT限定のAT限定解除申請)
5-09 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・二種教習先行学科)
5-16 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・二種適性検査・学科6・学科7)
5-20 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・二種学科3)
5-21 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・二種学科5)

5-25 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・実技教習1回目)
5-26 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・実技教習2回目)
5-27 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・二種学科2)
5-28 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・二種学科4)

5-29 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・実車3)
5-30 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・実車4)
5-30 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・実車5)

5-31 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・実車6)
5-31 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・実車7)

2015-5-07
大型二種取得プロジェクト(普通車一種AT限定のAT限定解除申請)

連休明けの午前中をお休みにする。
その上で、郡山運転免許センターへ出向く。
午前10時からが受付時間だと知っておきながら、午前9時頃現地に到着した。
駐車場は満車で、運転試験を行うコース上の指示された場所に車を止め受付へ。
最初入り口付近で案内している係員に、学科試験・技能試験免除の限定解除申請であることを伝えたところ、
「とりあえず、あそこの窓口へ。」
さらっとたらい回しされる。
その窓口に行き、用件を伝えると、
「え? AT限定解除??」
ようわからん……風に事務室にいったん消えた後、
「10時頃案内します免許併記の方と同じタイミングで案内しますので。」
と案内を受ける。
もっとも、その程度のこと、インターネットに載っているので聞かなくとも分かってはいたのですが、はやくできないかな〜、という願望があったので聞いてみたところです。
でも、結局は、インターネットに載っていたとおりでした。

案内された時間にもう一度、案内された窓口に行って並び、自分の順番になったので、用件を伝えると、
「え? AT限定解除??」
またおんなじような反応。
いったん事務室に問い合わせた後、
「いくらいくらの申請書を買って、もう一回ここの窓口に。」
とのことで、これだったら、「10時にもう一度。」の案内をするときに、買わなければならない申請書を一緒に案内してくれていたら、10時きっかりに申請書も持ってきたんだけどね。
交通安全協会の売店に行って、規定の福島県収入証紙が張られた申請書を購入し、必要事項を記入の上、再度窓口に持って行き、申請書と運転免許証と教習所の審査合格証明書を提出した。
そうしたら、
「え? AT限定解除??」
ま〜たおんなじような反応、これでも道路交通法に基づき我々の交通生活を監視する警察権力の一員です……。
隣で受付をしていた係員に、申請書をそのまま渡して、自分は私の後ろのひとの案内を始めた。
このたらい回しを引き受けた係員によって、
「AT限定解除ですね〜、内蔵チップの書き換えとうしろに追記しますからしばらくお待ちくださいね〜。」
とようやくAT限定解除の処理に入ってもらえた。
その「しばらく」は10分もかからずに終了し、運転免許証が返却となった。
限定解除の場合は、裏面に「平成27年5月7日 普通車限定解除」と印字され、その後ろに「福島公安」の公印が押され完了となった。

運転免許裏書き

「警察官に提示するときは両面を提示してくださいね。」
との注意事項と共に運転免許が返却されて、今回の限定解除は終了、これで公道でマニュアルトランスミッション搭載の普通車を運転できるようになりました。
絶対運転しないけど。
それにしても、AT限定解除の申請、と言った瞬間に、「なにそれ??」みたいな顔する警察官の多いこと多いこと。
免許制度分かってるんかい??

2015-5-09 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・二種教習先行学科)
2015-5-16 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・二種適性検査・学科6・学科7)
2015-5-20 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・二種学科3)
2015-5-21 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・二種学科5)

教習車の予約が取れないので、先行して学科を潰していく。
二種免許の学科であっても一種免許の知識が問われる分野が多く含まれている。
まずは復習のお時間、となるものの、日頃から交通法規を意識していれば学科はどうにかなります。
実際の学科試験も、講義を聴いて、がんがん問題集を解けば、どうにかなります。

2015-5-25 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・実技教習1回目)

さあ、初めてのバスの運転だ。
最初はバスのサイズについて軽く教えてもらった後、エンジンのある場所、ベルトがいっぱいあるけれどこれらが弛んでいるときの対処方法、タイヤのネジが緩んでいないかの確認方法などなど教えてもらう。
その後、運転席に座って、運転席からのタイヤの位置を確認する。
そんでもって、椅子のあわせ方を習う。
クラッチやブレーキが踏み込める位置に座席を合わせなければならない。
慣れていなければ、若干前寄りにしても良いとのこと。
なお、小柄な私の体格だと、クラッチブレーキのベストポジションに合わせると、ハンドルが回しにくい……。
ハンドルは角度も高さも動かせるらしいので、そこをいじってあげれば良かったかもしれない。

そんでもって、指導員の運転で、場内コースへ進出する。
車体が大きくなり、有償旅客も乗っているため、確認する箇所が多くなる。
それらを確認してから発車させなければならない。
ついでにオーバーバンクの説明や、中扉に合わせての停車についても説明を受ける。
この教習所では、停車寸前であれば、中扉をガン見しても良いとのこと。

さて運転席を交代して、私がハンドルを握る。
動き出して間髪入れず、
「いままでで運転した一番大きなくるまって、アルファード?」
と聞いてきた。
「ハイエースのグランドキャビンってのが一番デカイ車です。」
ハイ、大きい車を運転したくて、2人しかいないのにハイエースグランドキャビンをレンタカーしました。

この後、場内周回コースを外回り、走りながら場内コースの設定を聞いていく。
意味も無く左側破線を踏むと検定終了。
意味も無く左側実線を踏むと検定終了。
これらは、縁石に乗り上げるのと同じ扱いとのこと。
外回りはなんとなくうまくいくような感じである。
左側面と左前のバンパー付近を映すミラーを見ながら運転すれば問題ない。

続いて内回り。
内回りは対向車に気を遣う。
左後輪を内側縁石にギリギリに沿わせてもどう頑張っても運転席が対向車線にはみ出す。
対向車が来ないのを確認してから曲がっていく必要がある。

なお、この日の教習は、指導員が緊張をほぐしてくれる方で、終始笑いに満ちあふれた教習であった
初回限定特典であろうか
こののちは、厳しい指導も飛び交うことになるのだろうか……

2015-5-26 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・実技教習2回目)

この日の課題は「路端停止」である。
ポールに合わせて停車し、リアオーバーバンクを左側にぶつけずに脱出する。
3回くらいやったところ、指導員から「初回が一番良い」といわれてしまい、ちょっと残念である。

なお、
「この車の場合、ここの窓に入るくらいになるんですか。」
と聞いたところ
「そういう覚え方はあんまり良くない。」
とのこと。

ただ、フロントの延長線上に合わせるわけだから、左前の柱に合わせると、目標の10センチ以上手前になる。
だから、車内からの見た目で、10センチほど車体が前に出るような気持ちで止めてあげれば良いんだと思う。
その結果が、窓のこの位置になるわけだが、そういうのもあんまり良くないのだろうか。

3回目の路端停止の際に、
「斜めになっているので、左側路端に対して平行に直してください。」
との指示を受ける。
「前に出して下がっても良いし、下がってから前に出してもいいですよ。」
とのことだったのだが、
「どうやったら良いですか」
こんなロングホイルベースの車なんて運転したことねえから聞いてみたよ。
「普通車と同じです、いつもどおりにやってください。」
とのことでした。
一緒と言えば一緒なんだけど、教習なんだからなんかうまい表現ないのかい??


2015-5-27 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・二種学科2)
2015-5-28 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・二種学科4)

二種免許の学科って普通二種、中型二種、大型二種の受講生合同の講義となるが、そもそもの受講者が少ないから、受講者が私だけとなる場合も多かった。
そうなると、ただ聞いてるだけじゃなくて、いつの間にかマンツーマンに会話が始まる。
学生の教習生がどーだ、とか、路上でばあさんの車の後ろについたら仮免の教習生より運転がとんでもなかった、とか、面白エピソード教えてもらった。

2015-5-29 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・実車3)

指導員がなに言ってるか、いまいちわからなかった。
タイヤのことを車輪車輪というのだが、「シャリン」と発音できずに「サリン」と言ってる……
後になって考えてみると、左側の車輪だから左輪と言っていたのだろうけど、当日は全然分からなかった。
「左輪がこの位置に来たらハンドルを切ると、脱輪せずに曲がりきれる。」
という説明だったものの、前車輪なのか後車輪なのか意図を読み取れず、なにを勘違いしたのか、前車輪がカーブに来たらハンドルを切る、ととらえてしまって、その通りに運転したら、うまくいかない。
当たり前ったら当たり前で、普通車だって、前車輪が来たところで一気にハンドル切ったら脱輪するもんね。

2015-5-30 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・実車4)
2015-5-30 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・実車5)

この日は2時間連続教習である。
まず前半戦。
車を動かして一周するうちに、「技量が足りませんね〜」技量が足りねえから教習所に通ってるんじゃーい!!
ギアをトップに持って行け、と言うものの、あの狭い教習所でトップギアまで持って行けるんかーい!!
笑っちゃうくらい無茶振りである。
発着ポイントに止まっているトラックも、追い越して良いよ!!
この指導員は、とばせとばせというので、場内でこれでもかとアクセルを踏んでみる。
もっとも、所詮3速だから踏んだところで速度の上限など高が知れているのだ。
ちなみに、バスなんで、踏みまくったところで、全然速度出ないぞ。

続いて後半戦。
バスというよりバイク教習が似合う白バイ警官みたいな服装の指導員がやってきた。
最初は指導員が運転席に座ってお手本を見せてくれる。
「いままでどういう風に習った?たとえばカーブとか」
「昨日は2速に落として良いって言われたけど、今日は3速のままで行くように、って習いました」
「3速はクラッチ使った?」
「使いました」
「じゃあ、ちょっとやってみるからね」
ということで、指導員の運転により、
・2速、半クラッチ無し
・3速、半クラッチあり
・3速、半クラッチ無し
の3パターンで場内周回コースを走って、カーブを曲がる。
それを指導員席に座って指導員用のミラーで観察する。
2速直結と3速半クラッチはだいたい同じような軌跡を描く。
3速直結はあきらかに大回りする。
「3速で半クラッチでやっても良いけど、大型車のクラッチって駄目になった後のクラッチ交換に軽自動車1台分くらいの金額かかるよ。だったら、3速クラッチで行くんじゃなくて、ギアそのものを落としてあげても良いんじゃないかな。」
との指導を受け、基本は半クラッチを使わずに、右左折、外周のうち外回りを練習する。
ただ、右折に関しては、3速半クラッチを使っても良さそう。
と言うのも、2速に落とすとあまりにも遅いし、3速のままで行こうとするとノッキングしちゃうから。

2015-5-31 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・実車6)
2015-5-31 大型二種取得プロジェクト(大型二種第一段階・実車7)

機嫌の悪い指導員に当たってしまった。
この日は、坂道発進と後退を練習した。
坂道発進は、言われたとおりにやったらどうにかなった。
普通車AT限定解除と同じ感じである。
ただ、限定解除の時は、タコメーターのエンジン回転数という目視で実施したが、このとき使ったバスはタコメーターがないので、音で判断する。
この教習所では「坂道発進は1速で」行うよう指導を受けた。
指導の通り1速に入れ、アクセルを少し吹かして、クラッチをあげて半クラッチの位置にする。
音が変わったのを聞き分けてサイドブレーキを落とす。
これで動き出す。
動き出して、前輪が下りに入ったら、2速にギアを変えて、クラッチを全部つないだ状態で、坂を下り、周回コースに戻る。
そういう課題である。
音で判断、と言うことだが、バスの強力なディーゼルエンジンはサイドブレーキで前後の動きを押さえ込まれた車体を、半クラッチの状態で盛大にブルブル震わせてくれる。
その状態が面白くて、お〜すげ〜!! なんて独り言もらしていたら指導員は不機嫌な顔してる……
このブルブルの状態を作り上げて、この状態でサイドブレーキを完全に落としてあげれば、坂道発進はオッケーである。
そういえば、AT限定解除の最初の教習の時、半クラッチってのはボンネットの先を見ていればどこが半クラッチの状態かわかる。
半クラッチにすると、車体がブルブル震える、この位置が半クラッチだよ、と教えてもらった。
2万キロ程度しか走っていない新車同然の普通車ではこのブルブル感はほとんど分からなかったが、ことウン十万キロも走行した大型バスになると車体全体がブルブルするから、半クラッチの状態がよく分かる。
普通車の教習で習ったことが、大型二種の教習で応用できる、車の運転の基本ってのは結局同じなんだなと思った。

次に後退、というか後方感覚。
後ろのポールに車体を50センチまで接近させる。
このとき、半クラッチ状態を維持してブレーキを踏まずに後退したら指導員に怒られる。
「そんなに速い速度でやったら危ないだろ!」
でもさ、免許取ってからやったら危ないことでも、教習所内だったら指導員の補助ブレーキがあるんだから、運転の限界を超えたこともやって、これが危険だよと言うことを知る必要もあるんじゃないのかな。
と、この場で言い訳する。
後退は1回やっただけで終了させられた……。

ところで、待合室で
「あー、緊張するー。」
と言いながら、どうやら初回ですよと言った空気を醸し出す、大学生男女。
その両者とも、AT限定の普通一種教習を受ける模様だ。
東京圏だともはや60パーセント以上がAT限定で取得するようになり、我が福島県においても、おおよそ50パーセントがAT限定での免許取得となっているらしい。
基本的にAT限定でも困らないんだから、「とりあえずの免許がほしい」というのであればMTにこだわる必要は無いのかもしれない。
二種学科の先行学科の時の教官が、「AT限定免許で、困ったりしないのかな。」っていっていたけれど、そもそも昔の普通免許で8トンまで運転できる時代と異なり、普通免許では5トンまでしか運転できなくなっている。
5トンまでの車で、マニュアル車しかないようなトラックって数が限られている。
その限られたトラックに乗らないのであれば、わざわざマニュアルの免許を持つ必要性はないのかもしれない。
はてさて、初回は緊張するよね〜、私も初回は緊張したかな、いや、覚えてないな。
こんな狭い教習所でぐるぐる回るのも大変だよね。
クイックに回る急な外周カーブを速度超過で回ってしまい大回りで対向車線に飛び出し、一生懸命ハンドルを回して、自車線に戻り……
狭いから大変だ、これが路上教習になると、路上の広さに気がつくんだよね。
路上運転なんて、少し雑な運転したってどうにかなる。
普通車でも大変なんだから、大型二種教習の大型バスはもっと大変だよ。
普通車でもしんどい場内を、大型バスでハンドルをフルに回してフル加速してトップギアまで持って行って……。
みんな大変だ。