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私鉄の視察、奈良・京都への出張(第2日目)
2010年吉日
日本神国 国家主席府 主席官房課 視察手配担当
前振り 1、2(インデックス)
1日目 3、4、5、6、7、8、9、10、11、12
13、14、15、16、17、18、19、20、21、22
23、24、25、26、27、28、29、30、31、32
33、34、35
2日目 36、37、38、39、40、41、42、43、44、45
46、47、48、49、50、51、52、53、54、55
56、57、58、59、60、61、62、63、64、65
66、67、68
反省 69
12月5日。
奈良・京都出張の第2日目です。
起床時刻は、午前6時。こういうときは、いつもより早く起床できるのです。
普段は10時位まで寝てたりするのに……
朝食は駅前のコンビニで購入しておいたおにぎりを食べました。
その上で、チェックアウトは7時30分ごろ。普段学校に行くのは早くても8時30分なのに、非日常のパワー恐るべし。
ホテルは駅西口なので、建物から出るとバスターミナルが見下ろせる。
いすゞガーラを発見した。
将来のマイカー候補である……、いくら田舎でも駐車場に入んねえな。
今年の3月に奈良に来た時は改札の外側が大々的に工事中であったが、今回の訪問では駅が完成していた。
立派な駅となっておりました。
外に出てまずやることは、宿泊荷物をコインロッカーにぶち込むことである。
今日の日程は、奈良のあたりから西の京を経て斑鳩へ向かい、近鉄生駒線で王子から生駒まで乗って終了にしようと考えていた。
そして、この日の宿泊は京都の東山であり、京阪電車に乗ってみようと考えていたので、生駒から大阪市営地下鉄経由で京阪に乗り京都に向かおうと思う。
そうすると、荷物は生駒駅のロッカーに置いておくのが最もいいと判断。
一旦近鉄で生駒に移動する。
JR奈良駅から近鉄奈良駅へは、奈良交通のバスに乗る。
昨日からのフリーパスで奈良交通も乗り放題なので、二区間だけでも気兼ねなく乗車する。
乗車したいのだが、奈良マラソンの交通規制や交通混雑の影響で、乗りたいバスが来ず。
乗ろうとした系統以外で近鉄奈良駅に向かうバスの停留所に移動して、そちらでバスを待つことにした。
停留所で待っていると、どうやら同じ考えだろうおばあちゃんの集団もやってきた。
やってきて、停留所付近に立っている私を無視して、停留所の直近にかたまって、バス代が高いだの混雑してるだの、文句の言いたい放題。
前に来た時は安かったとか、時間通りこないだとか……
「前に来た」ってことは観光客かな?
あのな、日本の経済は、戦後一貫してインフレ傾向なんだよ。
最近はデフレだデフレだって言っているが、戦後すぐの大卒初任給と現在の大卒初任給を比較してみろ。
明らかに現在のほうが多くもらっている。
すなわち、貨幣価値が下がっているんだよ。
貨幣価値が下がっているってことは、昔150円のサービスだったのが、今は200円のサービスになるってことだ。
だから、バス料金が値上がりするのは、至極当然の真っ当な正常な話。
第一、あんたらの年金だって、物価に合わせて上下してるんだから、バス代が急騰するほどのインフレ期には自動で給付額も増えるんだぞ。
そういう経済学を知らないで文句言ってるんだとしたら、もう一遍学校に行って勉強し直せ。
だいたいな、バス停で う る せ え ん だ よ !!
高いだの遅いだの、バスはタクシーじゃねえ。
バス並みの料金でタクシー並みのサービスを求めて、お客様気取りをしてるのは、勘違いも甚だしい。
奈良中心部の交通混雑の影響か、バスは若干の遅延を持って到着。
前述のババアは、先に並んでいるオレを完全無視で先に乗り込んで行く。
これ、優先順位を主張して私が割り込んだら、文句言って来るんだろうな〜。
もっとも、数分で終点ですから、空席があろうとなかろうと、運転席直近まで車内を進み立席で移動です。
数分で近鉄奈良駅到着。
東京のバスって終点に停車するまでおとなしく座っているのに、奈良のバスの客は終点に完全停車する前に座席を立って出口に殺到するのね。
大きな荷物を抱えた私のことを押しのけてまで先に降りようとする客もいる。
先程のババアはおとなしくしていたので、我先に降りようとしているのは地元住民でしょうか。
民度って言葉は使いたくないけど、これはその言葉を使わないと説明できないのか?
先に降りようとして両替始める客もいたが、私は前日から使っているフリーきっぷで、ほとんど顔パス。
バスから降りて近鉄奈良駅改札口へ行くと、凄い混雑だ。
奈良マラソンの出場者や観客なのだろう、ちょうど電車が到着したと見えて改札口からあふれてくる。
自動改札を通っているが、誰も引っかからないのはお見事。
東京じゃ、誰かは必ず改札機に引っかかって渋滞起こしています。
ところで、全部の改札機が出場側で作動しているんで、入れないんですけど……
そもそも私が使っているフリーきっぷは自動改札機は使えず、係員に見せて通らなければならない。
その改札機も出場側で作動しているんで、中に入れないんですよ、これが。
反対側の改札に行けばよかったのかもしれないが、その時はそんな頭は回らず、人が途切れるのを待って、係員に見せて改札を通過。
前日から使っているこの切符を改札の駅員に見せる。
見せると、駅員は改札の端末を操作して、一番駅員に近い改札機の動作を止めて、そこを通してくれる。
改札に入り生駒へ向かう難波方面の快速急行に乗車して発車を待つ。
乗車した電車は、いわゆるシリーズ21だったが、近鉄顔の赤と白の列車たちを追いやるほど新系列の電車が増備されているようです。
快速急行は、近鉄奈良駅を出発すると新大宮、大和西大寺、学園前、生駒に停車した後、鶴橋まで止まらない。
下手に寝過すと、大変だ〜。
この電車に乗って、生駒まで移動。
大和西大寺駅から乗ってきた女の子たちがすごかったぞ。
私の隣の3人がけスペースに走って直行、着席!
おそらく大阪の塾に通っているんでしょうが、荷物を広げてその宿題か自主学習を始める。
そして、話し声が大きい。
学園前駅に到着、ホームに友人を見つけたらしい。
「3番目の電車にいるからおいで。」
車内で、同じ車内にいる友人へ、携帯電話で呼び出し。
これぞ本当の携帯電話のの使い方だ……
ところが、電話をしても友人は来なかった。
心配になった女の子の一人は、
「ここ3番目の車両でいいよね。」
と言いながらもう一度電話。
近鉄って不親切だな、車内に号車案内のシールひとつはってねえや。
って思ったものの、車内で気がついた。
近鉄って、電車を連結させまくって営業運転している。
今日先頭になった電車が、明日中間の編成になることもあり得る。
号車案内のシールを張っていないではなく、張れないんだ。
カルチャーショック。
それでも友人が来なかった。
女の子は、
「探してくる。」
と言って、座席に自分の荷物をおいて、座席を占有した状態で友人を探しに行きました……
お〜い、通勤電車のロングシートに自分の荷物を置いて座席を占有させた状態で、他の車両に行くなんて、見たことないぜ。
東京でやったら、顰蹙もんだ。
関西は自由なんだか、余裕があるからルールだマナーだって騒がなくてもやっていけるのか。
東京じゃルールとマナーを盾に騒ぎ放題だからな。
生駒に到着。
改ページします。
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