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主席の業務日誌・2013年01月

2013年04月
日本神国 国家主席府 主席官房総務企画課
2013-03 < 2013-04 > 2013-05

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4-01

平成25年度が始まりました。
我が日本神国も新年度が始まります。

そして本年度最初のお仕事は、なんと、新入社員を入社式へ送っていく仕事であった……。
(私のときは無かったんですけどね……)
本来は車両管理担当職員が乗せていくのだが、この日は事務所ボスの出張業務が入っていたため、私に白羽の矢が立った。
(もっとも、今現在の事務所布陣だと、毎年4月1日は新入社員の入社式と事務所ボスの出張業務が必ずバッティングし、一人しかいない車両管理担当職員は事務所ボスを優先せざるを得ず、必ず事務所の誰かは新入社員送迎業務が発生する。もちろん、送迎以外の通常業務が発生しているのでその業務を一切処理できないこととなる。処理できない一日分の業務は、超過勤務処理となる。車両管理担当職員を増員するよりも超過勤務処理のほうが費用は少ないものの、一日仕事できずに夕方6時以降から一日分処理しなければならないのはつらかった。)

朝7時45分に出勤し、8時の公用車を出して1時間40分運転、本社到着。
入社式開始10時40分、終了14時30分。
会場移動、到着15時00分、二次会(??)開始15時20分、終了16時30分
なお、この、3時間50分と1時間10分は、待機です……。
暇つぶしグッズ、な〜んにも持ってませんでした。
公用車なのでエンジンかけっぱなしにするのもよろしくない。
ガソリン代ももったいない。
公用車だから自腹ではないのだけれども、強制削減を押し付けられないよう自発的にできる最小限度の我慢をします。
窓を全開にしいすを倒して、昼寝。
仕事していないが、この待機が立派な仕事です!!
あ〜馬鹿らしい。

そうこうしているうちに、お昼。
お昼は、メンドクサイので適当にコンビニから買ってきた弁当で済ます。

暖かい日中……。
まだ春休みなのか小学生が自転車でぶらぶらしている。
暇つぶしに、私物線量計を持ち出して周囲を歩くと、0.35μSv/hくらいの数字が出る。
その数字が出たポイントから少し離れると、0.18μSv/hになる。
また歩くと、0.25……以下略。

再び車に戻ってボケッとしていると、他の地域から送迎してきた車両担当職員が盛り上がってる声が聞こえてきた。
「なんだ、これ(トヨタ・コースター)で来たのか。」
「んだ、レンタカー屋ぶつけやがってこっちになった。」
「運転しやすいの?」
「見晴らしはいいよ。」
(乗り込んでいく職員……)
「動かすか?」
「いや俺はいい。」
福島は平和である!!

なお、入社式第二幕の待機中は、前の職場の知り合いがいたので談笑して時間をつぶしました。
これでも、仕事です……。


職場戻りは18時。
その後、通常通りの仕事があり、郵便物からファックスまで乱雑に机に散らかっていたのでした……
これがうちの職場です。

4-10

事務所上役が印刷した印刷物がコピー機に残っていた。
これを、間違ってコピーし、原本放置の上、コピーを持ち帰る……
こうして、機密文書は盗まれるのである。
こういったことを防ぐためには、ドキュメントボックス機能を活用するべきである。
私は多用しています、個人情報を含む機密文書ではなく、通常の文書の印刷の際である。
印刷したい文書をすべていったんコピー機に蓄積し、コピー機の前に行って一気に印刷する。
1ページの印刷物が大量にあるのであれば、それぞれを連結して両面印刷にして、経費削減である。
こういう作戦である……

なお、本題はドキュメントボックス機能ではなく、上役が印刷した印刷物である。
個人情報でも経営上の重要なインサイダー情報でもなく、ただただ内部の企画書であるが、なにやら、2年目職員と事務所ボスとの会談の場をセッティングしているらしい……
私のときには無かったんだけど、何なんでしょうね。
震災後の新規採用職員をみんなでちやほやしているところがあって、とっても面白くないんですけど。
私だって一応は震災後採用だし、震災直後に緊急時非難準備区域に入った人間なんですけどね。
会社から死んでもかまわない人間認定されたような気がして、非常につらかったんだけどね。
まあいいや、嫌なら辞めればいいだけなんだから……。


4-**

うららかな春の4月中旬。
席に座って今日のお仕事をはじめようとしていたところ、別室の他の部の係長から内線がかかってきた。
「印刷できないんだけど。」
……事務所の総務系雑用係りの私のところには、蛍光灯の交換からパソコンの設定までありとあらゆる雑用が飛んでくる。
人員削減で各員の業務量が増加し、挙句私の業務量が課内一になっている状態で、他課からあれやこれやいろんな要望がくる。
できることなら電話だけで済ませたいので、
「そのパソコンだけですか?」
と問う。
そのパソコンだけであればそのパソコンのネットワーク関係の不具合、あるいはプリンタドライバの不具合である。
再起動、あるいはドライバ再インストールで済む話だ。
だから、そのパソコンだけという答えを期待したのだが、
「こっちの部屋全部。」
他の部が収まっている部屋全部だという。
完全な想定外、これじゃ電話だけで原因の特定は不可能である。
「今から行きます。」
昨年度中ごろから自席に居たくない症候群にかかっている私にとってはこれ幸いと自席を離れて別室へ。
別室にて状況を確認すると、コピー機をネットワークに接続し社内ネットワークを介してコピー機へ印刷データを送っている状況である。
そのコピー機は正常に稼動している。
なにやらその部の若手がコピー機の説明書を見ながらコピー機をいじくっているが、エラー表示はない模様。
部屋内すべてのパソコンから印刷ができなくなっている以上、原因はネットワークの問題となる。
そこで、コピー機がネットワークに接続されているかを確認するために、部屋のパソコンからアクティブソナーを発する。
コマンドプロンプト画面からピン発砲……されど到達せず。
コピー機がネットワークに接続されていない状態ということになるが、
「これいつからですか?」
とたずねると、
「今朝の始業時間くらいから。」
との回答。
始業時間と聞いて、もしかすると、かねてから通知が来ているセキュリティ強化の一環の社内ネットワーク通信規制が原因なのではないかとの思いが沸いてきた。
この規制は、ネットにつなぐ通信機器の種類に応じてIPアドレスの第4オクテットの範囲を指定し、その指定に従っていない機械に対して通信を規制するものである(全通信規制、されど指定のソフトを入れてそのソフトを経由して通信を試みる機器については接続を許可する。)……と私は解釈しているのだが。
そういうわけで、コピー機のIPアドレスを、コピー機用のIPアドレス(ネット接続は限られた通信に限る)へ変更したうえで、再度、アクティブソナーを実施してみた。
が、またしても不通。
よくよく考えれば、インターネットにつながらなくとも、社内ネットワーク内であれば、通信規制は関係ないよね。
そうすると、ネットワーク物理層の問題だろうか。
先ほどからコピー機と獲得していた若手職員が、
「ケーブル断線かもしれないから買ってくるか。」
と言っているが、その可能性も高いかもしれない。
ネットワーク物理層の問題だから。
ただ、ケーブル断線であっても、どこの断線か分からない限りは対処のしようがない。
コピー機に刺さっているケーブルを伝ってハブを探してみる。
このコピー機の属するハブは、電話をかけてきた係長が居る部屋とは別の部屋のハブにつながっていた。
そのハブは通常通り通電し、インジケータランプも通常通り点灯していた、点滅ではなく点灯していた。
点滅は通信状態を示し、点灯は接続しているが通信はしていない状態を表す。
通常の勤務時間帯であればインジケーターは点滅しているはずである。
それが点灯状態ということは、勤務時間帯に接続しているパソコンすべてが通信していないこととなるが、正直不思議な状態である。
そのパブに接続しているそこの部屋の係りのものに聞いてみると、朝からネットはつながらないとのこと。
その割には騒ぐこともなく静かにしてるんだなこいつら……。
ネットにつながらない……
これは上位リンクがつながっていないということなのだが、果たして、当該ハブは上位リンクランプは消灯……。
あららら、これは印刷の問題じゃねえぞ。
当該部屋の最上位ハブを探してみる。
これが死んでいたらうちの事務所だけではどうにもできない。
このハブから先は本社対応となる。
幸いなことに最上位ハブは通電し、上位リンクインジケータランプは点灯していた。
くわいて、下位リンクインジケータは消灯。
これで今回の印刷できないトラブルが、最上位ハブとコピー機接続ハブとの間の問題であると判明した。
ケーブルかハブか。
ネットワークケーブルを手繰ってみてハブを探すこととする。
ハブはどうやら机と机の間にあるようで、靴を脱いで机の上に乗ってケーブルを手繰り寄せることでハブを持ち上げる。
(良い子はまねしないように。)
見つけ出したハブ、すべてのインジケータランプが消灯。
原因判明!このハブが通電していない!
原因がわかったので、問題解決も簡単である。
コンセントを探してみると、案の定、ハブの電源ケーブルが外れていた。
電源ケーブルを再接続すると、ハブに通電、インジケーターが点灯。
回線が復活したので、プリンタも復活!!\(^o^)/
よかったね!!

なお、参考までにネットワーク模式図を示す。

ネットワーク模式図


午後のお仕事
「メールの印刷ができないんだけど。」
「どの画面開いてる?」
「メール保存したやつ(*.eml)をWindows live メールで開いてるんだけど。」
「あ〜、じゃあ、上のバーの右から3番目くらいに「印刷」って書いてあるから。」
「あっ、あった〜、これ押せばいいんだね。」
……なんとまあ、私はコールセンター代わりになってます。

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