私鉄の視察、奈良・京都への出張（第２日目）

2010年吉日
日本神国 国家主席府 主席官房課 視察手配担当

前振り　１、２（インデックス）
１日目　３、４、５、６、７、８、９、10、11、12
　　　　13、14、15、16、17、18、19、20、21、22
　　　　23、24、25、26、27、28、29、30、31、32
　　　　33、34、35
２日目　36、37、38、39、40、41、42、43、44、45
　　　　46、47、48、49、50、51、52、53、54、55
　　　　56、57、58、59、60、61、62、63、64、65
　　　　66、67、68
反省　　69


薬師寺から、斑鳩方面へ。
大池より西ノ京駅へ戻ってきて、近鉄橿原線に乗車する。
西ノ京駅は有人通路がなく、改札機は特急券発券などの係員窓口から少し離れたところにあった。
自動改札機を通れない切符で乗るので、普通なら遠慮せずに改札機強行突破をするところ。
（もちろん、窓口の駅員が暇してたり、そこら辺に駅員がいれば切符を見せて改札機を止めてもらいますけどね。そんなこと常識ですから、併記はしなくともいいと思うんですけど念のため。最近じゃ、ルール至上主義の正義感を振りかざす人があっちこっちにいますから、わざわざ書いておかないと、改札突破の常習犯に思われてしまいますので、念のため……）
だが、このときはタイミング良く、改札内から同様の切符で改札を出ようとしている旅客がいたため、駅員が改札まで来ていた。
改札の中から自動改札機わきの係員通路（ＪＲの、改札内の売店に納品するためのカートを通すところに匹敵するポジション。）を通って旅客が出てきたので、そのタイミングで自分の切符を見せて同じところを通してもらう。

ホームに上ると、運よく電車到着。
赤と白の元祖近鉄カラーに乗って南方へ。
斑鳩方面へ行くには、どうやら筒井駅からのほうがバス路線の便は良かったようだが、近鉄郡山で下車して、１キロ近く歩いて路線バスの路線まで行き、バス停まで歩いて、そこでまさかの３０分待ち。
幸い、バス停にはベンチが設置されていたので、座ってバス待ちしました。



ついでなので、近鉄郡山駅の野良猫の写真を。













かわいい猫がいるものの、その猫を快く思わない者だっている。

猫の糞害に困っておりますので、
猫にえさを与えないでください。

猫をかわいいを思い、持っているお菓子やパンをくれる人間がいる一方、
猫は嫌いだ、見たくない。そう思う人だっている。

そのどちらも駅を使うわけだから、その両者の利害が衝突するのは分かる。
分かるけれども、
「糞害に困るから餌を与えるな」
という主張が、あちらこちらでまかり通る事には首をかしげざるを得ない。
これって、逆の主張を考えると、
「お腹を空かせた猫は可哀想だから、餌をあげよう」
という意見になると思うし、動物愛護の観点からは、餌を与えずに餓死させるよりも、よっぽど人道的じゃない？
糞害を避けるためにえさを与えず、猫の命を犠牲にするわけだけど、猫が死んだら供養はするのか？
こういったことを言っていると、かわいそうなら自分の家で飼えよ、という話になるだろう。
では、そう言う人に聞いてみたいのだが、
「糞害に困っているんだったら、糞をする猫を自分でさっさと殺処分すればいいんじゃない？」
「なにも『えさを与えないで』というよりも、保健所なりに頼んで駆除してもらった方が早いんじゃない？」
誰だって自分の手は汚したくないと思うし、命を粗末にはしたくないと思う。
そう思いつつも、自分の所の糞害は嫌だ。
嫌だから、どっか行って欲しい。
行って欲しいから、自分の所でのえさやりをやめさせて、勝手に行ってもらうように環境づくりをする……。

でも、それじゃ根本解決じゃないよね。
またどっかで、えさやりが行われて、問題が出る。
いわば猫問題のたらい回しだ。

いまのところ、万人が納得する解決方法ってないけど、他所に追い出してそれでおしまい、では解決じゃないと思うよ。

私の家で飼えるなら飼いたいけどね……。
うちのアパート、ペット禁止だし、そもそも、近鉄郡山駅から八王子まで、どうやって持ってくるんだよって話になる。



ところで、
この張り紙には、近鉄郡山駅の駅印はないし、命令責任者の明示（通常は、駅長って書かれてるよね）もない。
駅に張り紙なんかをする際は、駅当局の許可がある旨のハンコが押されている、普通はね。
でも、これにはどこにもない。
近鉄の場合、判子入らないのかな？
（でも、その体制だと、不適切か否かが微妙なポスターとか勝手に貼られた場合、それをはがした時にトラブルになったりすると思うんだけど……）

次へ。