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業務日誌・2010年05月

2010年05月吉日
日本神国 国家主席府 主席官房総務企画課
2010-04 < 2010-05 > 2010-06

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5-02

平成22年5月2日の日記
加筆修正:平成30年8月17日、令和6年2月11日

当時の日本は、史上最悪・最凶・経済政策も何にも分かっていない国を滅ぼすためだけに集まったかのような民主党による政権運営がなされ、日本は、リーマン・ブラザーズ破綻から始まった金融危機から立ち直れず就職難の時代でした。
私たちが大学に入った頃は、内閣府定義による第14循環期に当たり、いざなみ景気ともよばれる実感の薄いダラダラとした経済成長期に当たっていました。
だから、自分たちが就職活動をする時期になって経済情勢が悪化するとはみじんにも思わずダラダラと学生生活を送っていたわけですが、それが2008年にアメリカ住宅ローン債権問題からのリーマン・ブラザーズ破産による急激な金融不安に触発された不況が発生し、いっきに就活戦線に暗雲が立ちこめた。
そんな時代のお話です。

平成22年5月2日に受験したのは、国家公務員一種試験の一次筆記試験です。
なお、この後数回にわたり断続的に公務員試験を受験しますが、公務員試験は無料だし、日程さえかぶらなければ何カ所受験しても、何のお咎めもありません。公務員に興味がある方は、興味がある試験以外もバンバン受験し、場になれましょう。時には終始咳き込む受験生の隣になることもあるし、試験中ブツブツ何か暗記してきた判例文のようなものを延々つぶやき続ける受験生が後ろに座ることもあります。また、通路を挟んだ隣の列の受験生が体を通路に向けて足を通路側で組み、上半身だけ机に向けて問題を解きつつ、時々足を組み直していたり、その動きが常に目にとまるような状況も起こります。これら精神攻撃を攻略しないと結果は勝ち取れません。周囲のせいにしても負けは負けです。
また、官公庁への就職を希望していない方でも、最低限の点数で一次試験を通過しさえすれば、面接試験の練習をすることも出来ます。その前に民間企業への採用が決っていればあんまり効果的なものではありませんけど。

この試験の対象者は、大学卒から大学院卒程度を対象とした試験で、2010年時点の公務員試験の日程では一番最初に受験日がやってくる。いろいろな思惑でこの試験を受ける人が大勢います。この試験をふくめ、公務員試験は、単純計算の合格倍率はあてになりません。
受かる気で勉強し受験する人、記念で受験する人、入り乱れております。

集合時間が午前8時30分だったか午前9時ちょうどだったか定かではないが、試験会場周辺のビジネスホテルに前泊していた関係で余裕を持って起床し余裕を持って会場到着が可能であった。
京王高尾線出発からの8時30分到着となると始発から数本に乗らないと間に合わなくなってしまうため必要なコストと割り切り、前泊をしておりました。

さすがに国家公務員T種採用試験だけに、あたまの良さそうな人ばっかり……
というわけでも無く。
『速攻の時事』を持ってる人間がたくさん。こんだけ『速攻の時事』をPRしちゃ、翌年の試験作成において、あえて速攻の時事に載らない問題を作られても、文句は言えないぞ。
……と思いつつ、来年はみんな受けないのだから、速攻の時事に載っていない問題が出るという迷惑は後輩たちが被るから自分は関係ないのか……、なんて邪推していた。
周囲の人間観察にも余念がない。
高校の同級生のような顔つきの人物がちらほらだ。もっとも、他人の空似なんだろうけど。
他人の空似だろうって思っていたばっかりに、知り合いの人物も知らない人と勘違いし、大変失礼しました。
試験自体は、教養試験が他の試験向けの模試や問題集を解いただけの人間にとっては少々違和感の感じる問題が並ぶ。違和感を感じるものの、スルスルと回答。
専門試験は経済学部の人間が経済問題主体の問題を解くだけなので、たいして苦痛ではない。
以上、苦痛なく、午後5時に終了し、そのまま東北新幹線に乗車しゴールデンウィークの帰省と相成りました。


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5-06

平成22年5月6日の日記
加筆修正:平成30年8月16日、令和6年2月11日

ゴールデンウィークは、いつも通り実家へ帰省していた。
八王子からはおおよそ3時間、八王子の家から京王高尾線までおおよそ10分、京王高尾線・京王本線でおおよそ1時間、新宿から東京駅までおおよそ20分、東京駅から最寄り新幹線駅まで1時間30分、こんな案配である。

再上京に際して、連休明けの朝ということで自由席が混雑するかと思いえきねっとで指定席をおさえていたが、案外自由席でも問題は無かったようだ。到着する新幹線車内を目で追ってみると、そんなにパンパンでは無かった。
一方で、指定席の2人並びの窓側(E席)は全部埋まっていたように見受けられた。
よくある、指定席の方が混んでいるパターンである。

新幹線はいつもの平日の朝のような感覚で乗ってきたが、在来線はいつもと違う。いつもと同じ時間帯に大宮から在来線に乗っているのだが学生が多い。学生連中が通学にドロップアウトする前の時期だから、まだまだ多くの学生が乗っているのかもしれない。

大宮から、埼京線、武蔵野線、中央線と乗車して八王子へと向う。
埼京線は相変わらずの混雑で、武蔵浦和で下車しないのに開くドアのところにたちはだかったままの邪魔な女性旅客がいることも、相変わらずの光景。
急いで乗り換えしたいのに、私の前をチンタラ歩く旅客がいるのもいつもの光景。
旅客の流れをさえぎって斜めに構内を歩くアホがいるのもいつもの光景。
なんとなくであるが武蔵浦和駅で大宮からの埼京線通勤快速電車から、府中本町行きの武蔵野線電車への乗換がスムーズになった感がある。ダイヤ改正でもあったのだろうか。

状況が一変するのは、武蔵野線に乗ってからである。
明らかにこれまでの経験と違って混雑が激しく、特に学生が多いように見受けられる。
そして、明らかに混雑した電車に乗ることに慣れていない。
ドア脇のスペースに直立不動になるのはいいのだが、直立せずに体が斜めになりドアへ足を投げ出す姿勢、ドアの乗り降りに若干支障が出ている。
踏まれても知らんよ。

9時50分前後に西国分寺駅到着、中央線へ乗り換えとなる。
武蔵野線ホームの中央線下り方面電光掲示板には、9時47分の青梅線電車が表示されている。
中央線お得意の旅客集中による遅延だ。
立川でいったん途中下車する予定があるから、青梅線電車だろうが立川止まりだろうが関係なく、先に出る電車に乗るのがよろしいのでこの電車に乗ろう。
どの位遅れているのか定かでは無い以上(9時43分高尾行きが出たばかりで47分の電車はまだ遠くなのか、すぐそばまで来ているのか)、早めに中央線ホームに行きたいのだが、狭いエスカレーターと狭い階段に旅客が集中して中央線に乗り換え出来ない。
旅客集中の状態なのでエスカレーターの片側を開けろとは言わないけれど、急ぐ気が無いのならば、我先とエスカレーターに乗るのはいかがなものか。
青梅線電車が到着しているが、周囲に急ぐ様子は見られない。
いくら自分たちが乗らなくとも、乗りたい人がいるんだけどね。
電車がドアを開けているのに急ごうとしない。
あなた方が乗らないのは分かったから、わたしが通る場所を作ってくんないかな。
発車ベルが鳴っているのに歩みはゆっくり。
青梅線電車に乗らないのなら、ちょっとわきにそれてほしいのだが。
周りの人間が自分と同じ電車に乗るとは限らないって事を考えて行動して欲しい物だ。
あげく、エスカレーターを降りた場所にたまって邪魔だこと邪魔だこと。
邪魔だけじゃなくからり危険だからね、ベルトコンベアー式に人が降りてくるんだから。

立川で降りて隣の西立川へ徒歩移動……。青梅線電車に乗ってるんだからそのまま行けばいいものを、立川駅からの乗り越し運賃の130円をケチってます。
西立川駅のもしもし券売機Kaeruくんで、翌週に使う予定の、目黒駅から京王高尾線への連絡乗車券を購入する。
メモを作っておけば、オペレーターの係員とのやり取りは非常にスムーズである。特に会話する必要もなく、指示されるがままにクレジットカードを挿入し購入する。
その会話の中で、どうやら、私鉄線への連絡乗車券を往復で購入できるらしいことが分かった。
ということは、往復で購入すれば、私鉄駅発JR駅着の切符が出てくるということなのか?
今度それも狙って購入してみよう。

ちなみに、西立川駅から立川駅までは、電車に乗って130円消費。
往路はケチったくせに、復路は疲労もあってJRのお世話になりました……。

5-09

平成22年5月9日の日記
加筆修正:平成30年8月16日、令和6年2月11日

東京都特別区職員採用試験の一次試験を受験してきた。
先週の国家公務員試験と比べると、敷居は下がる。そのうえ、他の試験とはバッティングしません。バッティングしているのは、(当時は)東京都の職員採用試験くらいでした。
(加筆修正日時点の日程は知らないよ、自分で調べてね。自分の進路は自分で切り開け!)
そのバッティング先と比べても敷居は下なので、記念受験組・併願受験組が多数参戦してきます。あげく、この試験は専門記述試験がない。専門科目の知識をひけらかそうにもひけらかす機会はない。
受かる気で受験する者も記念受験者も、まともに勉強していれば、教養科目や専門択一では同様に力があると思いますので、実際の倍率以上にシビアだと思います。
一問でも取りこぼすと、その一点に多くの人数が集中してしまい、合否に対する大きな一点になりかねない。
取りこぼしのないよう万全に態勢で行きましょう。

また、この試験は他地域の試験の日程とバッティングしないように日程調整されている関係で、東北地方や関西地方の人間も受験しにやってくる……と聞いている。
実際に地元の知り合いに聞いたところ、彼女も受験したとのこと。
そんなに受けるほどの自治体か?
……なんて失礼なこと思ってなんかいませんが、他の自治体と競合しない日程を設定することにより、より多くの希望者に受験を促し、より優秀な職員を採用したい、そういう意欲が強く感じられる。
他の自治体もこれくらいやらないと、本当に欲しい職員は採用できないのではないだろうか?
なあ、しょっちゅう懲戒の報道発表やってる地元の自治体さん、あんたのところを言ってるんだぜ。

試験会場は、大学の小さな教室(小中高の教室くらいのサイズ)に50人前後がすし詰めになった。この空間で、短時間のうちに教養択一試験と専門択一試験と教養論文試験を解かせられる。それこそ、脊髄反射で解いていかないといけないくらいである。
その挙げ句に、部屋は熱いし狭い。
ストレス耐性でも見てるんじゃないかというぐらいの試験環境である。
が、別な試験会場だった地元の知り合いはそうでもなかったという。
試験会場によって環境が違うってのは、いいのかこれ??

受験を終えて、帰宅する。
東京都交通局三田線・東京地下鉄南北線の白金台駅から目黒まで、地下鉄に乗車する。ここの区間だけ、都営地下鉄の初乗り運賃が160円になっている。東京メトロとの共同運行区間だから、安い方に統一されているわけ。

都営三田線・地下鉄南北線:目黒駅→白金台駅

都営三田線・地下鉄南北線:白金台駅→目黒駅


地下鉄南北線規格で作られた駅は非常に奇麗で未来的である。床から天井までホームドアが設置されており、安全性は高い。電車が到着してから自動ドアが開くがごとくドアが開いて電車に乗る。未来的な雰囲気の駅だ。
しかしながら、ホームから車両が見えにくい環境。こんな状態で、電車の先頭車両や側面に種別や行先を表示しても見づらいんじゃないかと思う。乗り入れ先の東急目黒線では効果を発揮するんだろうけど。

目黒駅からは、先日購入した連絡乗車券で帰宅する。

乗車券:目黒駅→めじろ台駅(山手線・新宿乗換・京王電鉄線)

JR山手線の目黒駅から、新宿駅を経由して、京王電鉄高尾線までの連絡乗車券だ。
目黒駅の券売機では目的の駅までの乗車券は購入できないので、事前に準備をしておいた乗車券である。
自動改札機が通れないので有人改札へ行くのだが、改札係員が他の旅客の対応にかかりきりになっている。どうやらスイカを無くしたようだ。駅員スイカ紛失の手続きに追われて、切符の拝見してくれなさそう。
自動改札機を突破しようとも思ったが、無人駅ではない目黒駅からの切符で入鋏が無いってのは目黒駅からの乗車を証明する手段がないことになり、あんまりよろしくない。
おとなしく改札に並んでいたら、駅員が出てきた。もっと早く出てこようね。
入鋏印を貰って改札を入る。

相変わらず先頭車の運転席後ろに陣取って、前方展望を楽しむ。
乗車した山手線電車は、先行列車が遅れているため接近運転となっていた。
恵比寿駅進入時には、運転台のディスプレイで表示される先行列車との間隔が500メートル未満になっている。相当接近しているようで、ATCの信号現示がめまぐるしく変化する。
チンチンチンチン鳴って、許容最高速度が上がったり下がったり、パターン接近表示からのATC常用最大ブレーキ。

E231-500

イメージ図。他日に撮影。先行列車との間隔が650メートルほどまで接近。
当日の実際の状況は、最接近時200メートル近くまで接近していた。渋谷駅進入時だったかな、ホームに先行列車が残っているけれども低速でホームに接近していった。もちろん、それほど接近すると、電車はすでに先行列車に衝突しない速度に制限されて走行し、その衝突しない速度も、一定の区間(閉塞)ごとに更新されていくので、区間を超えるたび、許容速度が変化していく。
先行列車が駅に停車していて先行列車との距離が狭くなれば、許容速度は下がり、こちらの電車が駅に停車し先行列車は次の駅へ向かって逃げている状態ならば、許容速度は上がる。
そして、その許容速度に接近すると、ATCにより自動的に許容速度まで減速させられる。

新宿駅からは京王線に乗換だ。
【準特急北野行き 北野から 各駅停車高尾山口行きに種別変更】の8000系電車に乗車する。
既に乗車が始まっていたため座席には座れそうもないので、運転席後ろに張り付いてみた。
新宿発車。
信号は、YY信号。発車後、次の信号はR信号。出発してすぐに停車。少しでも電車を動かしてしまえばそれ以上旅客を乗せずに走れるので、過度な乗車率にならないように、という作戦なのだろう。上りの各駅停車が1番線に入った後、ポイントが切り替わって、元気に走り出す。
その後、最寄り駅に到着するまで張り付き、(途中でワンセグで『笑点』見ようとして電波が悪くてあきらめ)そして最寄駅着。長かったけど、前方展望見てると楽しい。

家に帰ってから……
気になる実験をしてみた。
電車やバスの車内で音が漏れるほどの大音響で音楽を聴いている人がいるが、あれをやると耳はどうなるのか。
イヤホンで、アニソンを大音響で聞いてみた。
結果、これは辛い、10分と持たない。非常に辛い、耳が痛くなる。
常日頃から音漏れ状態になっている彼ら彼女らの耳はいったいどうなってしまっているのか。
壊れてしまっているのではなかろうか……
ヘッドホンで音大きくしすぎて、ヘッドホンの代わりに補聴器つけるようにならない事を、お祈り申し上げます。

5-11

平成22年5月11日の日記
加筆修正:平成30年8月18日、令和6年2月11日

一日で、京王電鉄バスに860円分乗車しました。乗車範囲は、自宅最寄りバス停と駅と学校との往復だけ。
乗り方としては、
1、自宅最寄りバス停を経由し駅まで向かう比較的すいている系統の路線バスに乗車する
2、大学までの混雑するバスに駅からの始発バスに乗車し座席を確保しつつ、自宅最寄りバス停を華麗に通過して大学まで乗車する
3、大学から駅直行バスに乗車する
4、駅から自宅最寄りバス停を経由する別系統の空いているバスに乗車して帰宅する
こんな感じ。
京王電鉄バスの一日乗車券が(当時)700円だから、たったこれだけの移動だけで元が取れてしまう計算。
一日乗車券が安いんだか、そもそもの普通運賃が高いんだか。
ちなみに私は定期券を持っているんで、860円分乗車しようがしまいが、まったく痛くない。定期券自体が高すぎて痛いのは否定しないが……

全線一日乗車券|京王バス
https://www.keio-bus.com/bus/discount/oneday-free.html

ところで、今日、11時半から1時間の間に、パトカーを4台目撃した。
最初は、誰か要人が東京に来ていてそれ関連の警戒態勢なのかとも思ったが、どうもそういう類ではなさそう。要人が来ているという話はニュースでも流れないし、外務省のホームページで確認しても要人は来ていないようだ。普段はまったく遭遇しないのだが、これは何かの予兆だろうか。
隣国が徐々に朝鮮戦争休戦協定破棄となりそうな状態である。朝鮮半島が有事になれば、隣国の我が国も安寧としていられないし、国内で何らかの事態になることも十分想定できる。北朝鮮と戦うこととなる韓国を支援する米国の日本における施設を攻撃しようとするのは、素人の私でも予想は付く。
尋常じゃない情勢になりつつあるのだろうか。


さて、バスに乗って学校へ。

4年になったらゼミに一切参加しない、これ、2010年2月時点での政権公約マニフェスト/Manifesto

公約は、あっさり破られた……。
4月の初回のゼミから、なんやかんや理由付けしてサボってきた。
理由付けして……って書くと、いかにも嘘ついてサボってきたかのように思われるかもしれないが、適当な理由付けを行ったのは1回だけで、他の2回は一切嘘偽りの無い正当な用事である。
たった1回とはいえ、適当な理由付けを行った手前、罪悪感を感じるが、行きたくなかった理由は単純で、会いたくない人物(同学年のゼミ長)が来るという情報を事前に入手していたからである。
会いたくないやつがいるのに、のこのこ参加するほど、私はコミュニケーション能力に長けていない!
自慢にならないか……

公約を4月は守りぬいたが、5月に入り気を抜いてしまった。
レクリエーションにそそのかされて参加してしまったのだ。
恐るべきお酒の力。

具体的な話に入る。
この日、ゼミのレクリエーションの一環でバーベキューをやると言う情報が入ってきた。
この場合、飲酒が可能である。
私は、自分で買ってまで飲酒するほど酒好きではないが、出されればポンポン飲んでしまうほうである。出されれば飲むほうなので、大勢で酒を飲むと危険である。
鏡月をウーロン茶で割ったやつ(……と偽った、鏡月を烏龍ハイで割ったもの)を2回も一気飲みして”大事件”を起こした”伝説”を持ち合わせている。
それ位、酒があれば飲んでしまう性格だ。
酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞ〜、ってわけでもないが、酒が飲めるということなので、お酒目当てで参加する運びとなる。結果的に、酒に釣られて公約破棄となった形だ。

酒の場だけ参加するのも忍び難いので、4限の通常授業にも参加してみた。
娯楽という物は仕事があって始めて娯楽の意味があるのである、遊びにだけ参加するのではなく、参加するのであれば、仕事もしなければならない。
そう思うゆえである。
そう思って参加したのだが、相変わらず、湿気た授業だ。
もっと活発に発言しようよ……、やる気ねえならゼミ来るなよ……。
ゼミのホームページを作ることになったらしく、担当者がゼミの全員参加の時間までパソコンでホームページ編集していたが、そういうのは家でやろうよ。
せっかくゼミの面々が顔をあわせて、一つの課題で本を読んでいるんだから、その課題についての議論を深める場にしようとは思わないのか。
もっとも、担当教諭が何も文句を言っていなかったのを見ると、教諭の許可があるのだろうけど……。
オレの思考パターンにはまったく合致しない状況だ。

ちなみに、4年生の参加は私を含めて3名かな。
そのうちの1人が私と同じく公務員採用試験を受験しているようだ。
ゼミの授業が始まる前に、3年生のゼミ生と公務員試験に関する話をしていた。
私も公務員採用試験を受験していることを彼は知っているにもかかわらず、私が部屋に入っても一切無視で話しかけることも挨拶も無し。
私が逆の立場だったら、無理やりにでも話しに引っ張り込んで話題を広め、情報収集をしたいところだが……。
現時点で、既に東京都庁職員採用試験か特別区採用試験のいずれかは受験したものと考えられるのだから、
「都庁と特別区のどっち受けた?」
くらい、挨拶代わりに話しかけても良いと思うのだが。
やつも、コミュニケーション能力欠陥症だな。
もっとも、人のこと言えないけれど。

この日、私の授業内での発言は、「リビア」と「フリーメイソン」だけ。
何の話かは、お察しください。察せ無いと思うけれど、ね。

5時限目は、お待ちかねの酒。
が、しかし、準備が悪い。今更買いに行った。事前に買っておけばいいのに……。
3時限目が授業だったのなら仕方ないけどね。
日も暮れて寒くなってきたところ、長時間待ってようやく酒到着、そのころにはバーベキューの火も元気になってくれて、そろそろ肉が焼けそうな状況である。
そんな状況で、私の酒飲みが始まる。

まずは缶ビール350。
缶ビール自体が数本しかなかったので、さっさとゲット、プルタブあけて口つける。久しぶりに飲むと、おいしい、のかな?
肉焼きつつ酒飲みつつ、一個下の後輩に「先輩飲んでますか?」なんて聞かれるが、安心せい、缶ビール片手に肉焼いてるの、オレだけだから。
350を飲み干した後は、500の缶チューハイが目に入る。
貰っちゃえ。
500も持ちながらシイタケ焼く、タマネギ分解、ピーマンしなしな。
やりたい放題。
そのうち焼きそばやるというのでこっちもやりたい放題。
やりたい放題やって終了。

大変満足な時間を過ごさせていただきました。
もっとも、目障りなあの野郎がいた事が残念でしたが。

へらへらしてんじゃねえよ、と。
これまで忘年会等の酒宴の度に「ごめんな〜」なんて寝言ぶっこいてたけれど、今日は何も言わねえんだな。
今日は彼はお酒は飲んでいなかったが、酒が入らないと謝罪は言わないん、つうことは、昨年来酒のたびに謝ってたのは、酒が入っていたから言っていただけなんだな。
そんな野郎が、就職活動の面接で「ゼミ長」を振りかざしていることを想像すると、日本全国の就職活動者で「ゼミ長」をPRしている人がかわいそうに思えてくる。
あんなやろうと同列に扱われるのだから……

5-12

授業ドタキャン。
授業開始時刻の10分程度前になって突然に休講。
これぞまさしく、特急だ。
突然休講 → 突休 → トッキュー → 特急 → 特別急行
実態は、雨降って遅刻しそうになったから休講でごまかしていただけだったりして……
(翌週に真相を聞きました。出勤中に後続車に追突されたそうです。)

5-15

平成22年5月15日の日記
加筆修正:令和6年2月11日
公務員試験の模擬試験があったはずだが、華麗なる寝坊をしてしまった。
起床時点で、即座に出発しても定刻には間に合わない、遅刻して入ったとしても正味回答時間が一時間とれるかどうか。
かといって、家にいてもすること無い。
いや、勉強しなければいけないんだけど、ちょっと気分転換したい。
そういえば、この日は浅草の浅草寺において三社祭が開催されていた。
うちのゼミの教授が三社祭を見に行くと言っていたので、軽くサプライズに会いに行ってみようと思いつつ、外に出た。
(なお、ゼミの教授とは、時間が合わずに遭遇することはありませんでした……。)

京王電鉄に乗って都心方面へと向かう。
タイミング悪く、到着列車は普通電車の新宿行きであった。
北野で、京王八王子からの準特急に乗り換えることができるので、乗り換えて新宿へ向かう。
車内混雑で着席できないかと思いきや、先頭車両に着席することが出来た。
それにしても、先頭車両は女性ばっかり、京王電鉄は終日全車女性専用車を実施している、と言ったところか。

調布で、急行の本八幡行き電車と接続する。
相模原線からの旅客が、準特急電車に乗り込んでくる。
準特急は八王子方面から多くの旅客が乗ってくるのだから、相模原線から利用する時は急行にそのまま乗っていてたほうが良い。
私だったらずっと乗ってる、どうせ、新宿到着が7分程度遅れるだけだから。
時給1200円なら、7分の遅れは、140円の損失に相当するが、7分の時短のために、16分間窮屈な電車に乗るとすると、その対価が、140円ってことになる。
140円払うから16分間満員電車に乗れって言われて、乗るか?
乗換先の電車の接続とか考えると、結局同じ電車にならないか??

明大前駅で井の頭線に乗り換えてみる。
満員で身動きとりにくいので、下高井戸通過の段階で席を立ち徐々にドアに寄る。
ドアに寄りたいのだがなかなかうまく行かない。
ご高齢の女性がドア前に張り付いていた。
こういう人に限って、先頭を争って降りるわりには、歩く速度は遅い。
階段とかでこういう歩き方すると、後から走ってきた旅客と衝突し怪我するんじゃないかってこと、分かってるのかな?
後ろから来る人がぶつかったらどうするんだろう?
見ているだけで怖い。

明大前駅で、渋谷方面へ乗り換えるとする。
吉祥寺方面に向って、中央線に乗って自分の家に帰るのもつまらない。
なお、この時点で、地下鉄一日乗車券でも買って、そこら辺歩こうと決心する。
井の頭線ホームの自動アナウンスは、普通電車がホームに入ってドアを開けたにもかかわらず、
「まもなく、電車が参ります。」とのこと。
後続が接近しているというよりも、ホームのアナウンスより早く普通電車が入線しただけの模様。
先頭車に乗車し、運転席の後ろを確保。
なかなか、奇麗な運転台だ。
どこかの8000系みたいに、TNSを頭上に追いやる改造はしていない。

電車は走り出して、どこかの駅に入線する。
黄色い線の上に立って、下を向いて携帯電話をやっている若者がいた。
もちろん警笛、されど無反応、さらに警笛、無反応、そして強めの警笛、それでも無反応……
無視ですか???
警笛鳴らしっぱなしで非常ブレーキの上に防護無線発報、という順法闘争には発展しなかったが、うつむいて一歩も動かず無反応って、はたから見れば『自殺しますよ』って読み取られても文句は言えないよ。
こういう時に一歩下がるとか、携帯から目を上げて電車を目視するとか、そういうことが必要だと思うのだが、こういう小さな行動も立派な「コミュニケーション」ってやつなんじゃないか??

渋谷到着、1000円の都営・営団地下鉄全線乗り放題切符を購入し都心をブラブラし始める。

東京地下鉄・都営地下鉄 一日乗車券


まずは、豊川稲荷東京別院へとやってきた。

豊川稲荷東京別院

豊川稲荷東京別院・狐

実はこの後ろに、赤坂御用地があり、すぐそこに秋篠宮邸があるのだが、当日はそのことを知らず、御用地近辺の警備の状況なんかはまったく眺めてこなかった。
せっかく近辺までいったのだから、どれだけ警備が厳重なのか冷やかしに行くべきだったと思う。
冷やかしって言ったって、目の前通り過ぎるだけなんだけど。


豊川稲荷東京別院から、銀座線・半蔵門線・都営大江戸線と無駄に二社局に渡って乗換を繰り広げて、増上寺近辺に到着する。
都営地下鉄と東京地下鉄を乗り継げる一日乗車券を使ってい無い限り、やらない乗換である。
駅を出て、増上寺へと向う。

増上寺の門

遠くには東京タワーも見えている。

東京タワー

晴れていて、散歩にもってこいの気候だ。

増上寺
ここから先が、いよいよ増上寺の本格的な敷地となる。

増上寺
日本の平和と、自分自身の平和を祈る。

増上寺から出て、三田線芝公園駅へと向う。
東京タワー
その最中、東京タワーを望む。

三田線は、東急電鉄の車両が乗り入れていた。
東急電鉄5000系
東急の車両を三田線内で見たのは久しぶりである。


三田線と半蔵門線を経由して、錦糸町駅へと移動。
亀戸天神社へとやってきた。

亀戸天神社

敷地内は、緑が豊富です。

亀戸天神社

遠くには、建設中の東京スカイツリーが見えます。
建設中の東京スカイツリーが人気ですが、建設中の何がいいんでしょうか。
そんなに騒ぐことなんですかね。

東京スカイツリー


さらに奥へと進んでいく。

亀戸天神社

休日の午後ですから参拝者も大勢います。

亀の口から水が出る

亀戸ですから、かめの口から水も出ます。

亀

亀戸ですから、亀さんもたくさんいます。
日光浴しています。

このあと、錦糸町駅に戻って、昼食を取って、さらに散歩を続ける。


錦糸町駅から半蔵門線に乗って北上し、押上駅に到着。
スカイツリー最寄り駅です。
ここから、浅草線へと乗り換える。
浅草線の改札口を入ったところから、改札周辺を観察すると……

スカイツリー案内表示

スカイツリー案内表示

スカイツリー案内表示

これでもかー!!
ってな具合に、スカイツリー案内表示があちらこちらに備え付けられている。
よっぽど多くの旅客が、駅員に質問しまくったのだろう。
そうでなければ、こんなにあちらこちらに案内表示を設置したりしないはずです。
なお、これだけ設置しても、改札口の係員に、スカイツリー側の出口を聞いている人が何人もいました。


午後3時前後に、浅草の浅草寺に到着した。
本日の名目上の目的地です。

提灯

浅草寺は、清水建設による改修事業の真っ最中。
なんだかすごい絵が描いてありますな……

浅草寺

工事をしていても、参拝は可能です。
三社祭のおかげで、大勢の人が一箇所に集中しています。
せっかくだからお参りしようとお寺のほうへ向かうのだが、大勢の人に行く手を阻まれる。
押し合い圧し合い……
若い人はそれほどでも無いのだが、中年からご高齢の女性の方々が一番押し合い圧し合いする。
全体重をかけて押してくるものだから非常に危険である。
こんな混んでいても見かけるのがスーツケースを引っ張る方々である。混雑しているところを縫うように歩いているので非常に邪魔であり、牽引免許とってから人ごみを掻き分けて欲しい物だ。
ついには私の足を、その内輪差で轢きかける。
ところが、私も歩いている状態だったため、そのスーツケースを思い切り蹴り上げてしまった。
ヤバイ、トラブルになる……
と思ったが、それを引っ張っていた女性はスーツケースに衝撃が加わったことは一切関知せずに歩き去る。
これを解釈すると、この人って日頃からスーツケースをあんなふうに扱っているのか?


浅草寺

賽銭箱に集中する人がすごい。
賽銭箱に正対する位置から順に前に進んでいくのだが、外側の比較的すいている位置を前進してきて途中から中央部に入り込んでくる人も多いこと多いこと。
そのうち、中央部でお祈りを済ませた人が出てくるのだが、その人の流れと逆の流れとがバッティングして、大変なことになっている。

三社祭です。
三社祭

路地裏も人で大渋滞です。
路地裏

御神輿も出ています。
御神輿

お神輿

御神輿

御神輿


浅草から、銀座線・上野広小路・大江戸線で新宿に帰ってくる。
新宿から、準特急北野行きに、駆け込み乗車……、ほんとはやっちゃダメだよ。
改札口の時計で1分の猶予があったから乗れるのは確実と思って急いだのだが、階段で手をつないで降りている母親と娘2人に阻まれ乗車できず。
混雑する場所で手をつないで迷子にならないようにするのはわかるが、左右に広がって歩くのはまったく理解できない、邪魔なだけ。
邪魔なだけならいいけど、階段を駆け下りるような人が母親と子どもの間を駆け抜けたりしたら、子どもが転落して大変なことになる。
そういうことは考えられないのだろうか。
さて、流れで、3番線ルミネ口へのエスカレーター前までやってきた。
ここまで来ると、新宿駅も狭くなって電車待ちの整列乗車を行っても乗客が錯綜してくる。
乗降分離を徹底しないと、旅客の動線が錯綜し危険である。
京王電鉄では、2番線側に降車客を誘導し3番線側から乗車客を車内へ誘導する。
(京阪電鉄では降車位置で電車を止めて乗客を下しドアを閉め、乗車位置まで電車を移動させてそこでドアを開けて乗車させる。)
(JR東日本東京駅中央線ホームでは、ラッシュ時において、降車客が降りた後いったんドアを閉め、再度ドアを開けて乗車させる。)
そんな混雑駅での乗降分離だが、これの理由を分からない客もいる。
京王電鉄新宿駅においては、3番線ルミネ口へのエスカレーターを利用したい場合は、いったん降車ホームに出た後、旅客の乗車が済んだ段階で、車内を通過して反対側の降車側に出て、それからエスカレーターに乗る。
これが正しい行動である。
これをやらないと、大勢の降車客と大勢の乗車客との動線が錯綜し極めて深刻な混雑状況になりかねない。
そういう諸々の都合を考えずに、乗車ホーム側へ下りようと、乗車側扉の前に張り付く。
乗車ホームには大勢の旅客が整列しドアが開くのを待っている。
それもすべてのドアに並び、すべてのドアから一気に乗車する、すべては着席のために。
にもかかわらず、乗車側から降りようとドアの前に張り付いている。
京王電鉄側は乗降客の動線錯綜による要らぬ混雑を防ぐために乗降分離を行っているのに、それを理解していない……。
もっとも、そんなことを無視して、ドアが開いた瞬間に彼女とすれ違うように乗車した。
「降りる客を優先しないなんてマナーがなっていない。」などと思ったことでしょうが、まずは乗降分離を知ってください。
乗車したら、登山風な格好をしたおじさん3名がロングシートに座って完全睡眠。
あちゃ〜、高尾山からやっちまったか??
発車する寸前に目が覚めた様子、ビックリして周囲を観察、若干笑顔で困った様子、そのままドアは閉まって準特急は発車。
私はこの後爆睡モードに入ったため、気がついたらおじさんたちはいなくなっていました。
どこまで乗ったのでしょうか。

5-19
京王電鉄バスのドアに傘が挟まれた、引き抜いたら傘が壊れた!!

平成22年5月19日の日記
加筆修正:平成30年8月18日

京王電鉄バスがやってくれた!!
私の傘を挟んだまま発車。
あんなとんがった物を車外に突き出した状態で走ることの危険性、運転士なら分かるだろうに。
はさんだまま走っちゃって、危険だと判断した私は、狭いスペースで無理やり傘を車内に引き込む。
そしてその結果、その傘は骨がものの見事にひん曲がり、ものの見事に使えなくなりました……
京王電鉄バスに弁償させてやりたいが、まあ、どうせ取り合ってくれないでしょうから。

この日の詳細は以下の通りとなる。

相変わらず京王電鉄バスは超満員である。
混雑するからと、駅と学校を結ぶ臨時の直行便は大量増発しているが、このバス、乗車する学生が比較的多い私の最寄のバス停を華麗に無視してくれる。
10分に1本の定期便の合間に5本も6本も臨時便が通過していくのはざらである。
こだましか止まらない東海道新幹線並である。
さらにふざけているのは、通過する臨時直行便には、まだまだ乗車するスペースがあるのに走っていくことである。
その一方で、各バス停に停車する定期便は、大概満員で、追加的な乗車が不可能な場合が多い、ムリムリ入り込むけどね。
通過する大量の臨時直行便はスカスカで、停車する定期便はパンパンで乗れない。
京王電鉄バスの運行管理の能力の無さに、いろんな意味で脱帽だ。

臨時直行便へ旅客を誘導し、定期便の乗車余地を拡大させる。
あるいは、臨時直行便をすべてのバス停に停車させて旅客扱いをするか、いずれかの対処を行って、私のところのバス停の輸送環境を緩和してもらいたいところである。

参考までに。
私のバス停から見て、2つ上流が私鉄駅で、7つ上流がJR駅。そこから臨時直行便が発車する。
JR駅と私鉄駅が、最も需要の大きい拠点である。
しかしながら、私鉄駅は路線バス車庫から近くバスターミナルに4台ほどからのバスを留置しておけるが、JR駅はバス車庫から遠くせいぜい留置は2台が限度。
それが関係するのか、臨時の直行便は、私鉄駅からの発車は積極的だが、JR駅からは案外消極的。
JR駅からの大勢の旅客が定期便の各駅停車に乗車し、その上、途中のバス停ごとにちょくちょく旅客を拾っていく。
もちろん、私鉄駅にも停車するので、そこからも旅客を拾ってしまう。
よって、定期便は、私のバス停にやってくるときには、山手線もビックリの混雑状況になっている。
一方で、私鉄駅からの臨時便は、私鉄駅からだけ旅客を乗車させる。
さらに、何台も連続で発車させるため、ある一定の混雑を超えると、もはや旅客は後続を待つようになり、若干の余裕が発生した状態で発車となる。
余裕があるくせに、余裕の無い定期便のバスに乗れなかった積み残しの旅客を拾うといった行動は無い。
これが、京王クオリティ。

話は戻って、この日もパンパンのバスが来た。
私の前には10名弱ほどが並び、私の後ろにも10名弱が並んでいた。
この時点で、私が乗れるかどうかは微妙である。
すべては、私の前に並んでいる学生が、どこまで切り込んでくれるかにかかっている。
到着したバスはセオリーどおりに乗車扉(中扉)を開く。
見たところ、無理をすれば4名は乗れる。
にもかかわらず、誰も攻めようとしない。情け無い……
誰も攻めないものだから、運転士が前扉を開けてくれる。
開けてくれるが、乗れたのは私の2つ前までの方まで、私のすぐ前の男子学生は乗車せず。
しないならいいやと、彼を無視して私が最後の一人として切りこんで見たら、何とか乗車できた。
が、ドア閉まらない。
あきらめて降りようかとも思ったが、これに乗り遅れると、最初の授業に間に合わない恐れもある。
間に合わなくとも大した影響はないのだが、そこは意地である。
電車と違って、次の電車が正確に走っているか把握しにくい路線バスでは、先にきた物に乗ってしまうほか無い。
無理やり乗って、無理やりドアが閉まったものだから、華麗に私の傘をドアに挟んでくれる。
後は、前述のとおり。
大学の入学式の折に、東京駅の売店で購入した65センチ級大型傘がお釈迦……

途中のバス停で、降車ブザーが鳴る。
そのバス停に到着。
私を含め数名が降車扉付近を通せんぼしている為、我々がいったん下車しなければ乗客は下車出来ない。
ドアが開いた後、私は車内を見渡す。どの位置の降車したい客がいるのか把握できなければ行動も出来ない。
乗車扉付近にいるのであれば運転士に頼んで後ろの扉を開けてもらったほうが動き安いし、車内中ほどにいるのであれば、学生が大挙してバスから降りたほうが下車しやすい。
ところが、「降ります」の一言も無く、どこにいるのかまったく判断できない。
荷物がボタンを押したことも想定可能な状況だった。
そんな中、学生がボソッと言うわけ。
「降りたほうが良いんじゃないっすか……」
あのな、降りる客がどこにいてどっちの扉から降りたほうがいいのか、はたまたブザーは荷物が当たっただけなのか、そういうものを判断しないと動きようが無いでしょ。
しかも雨降ってるのに。
降りる客も降りる客で、自己主張をして欲しい。
降りるなら堂々と、「降ります。」くらい言ってくれないと、退きようが無いし、それ以後の対応のしようがないでしょ?

東急田園都市線もビックリの窮屈バスで学校着、傘は機能不全へ。
さて、大型65センチ級の傘を購入するために方々歩き回り、最終的に行き着いた立川の無印良品にてアルミ骨の傘を購入しました。
総額、2000円弱、高いぞ〜〜。
(なお、この傘、平成30年後半にアパートの階段で落っことして傷だらけになりました。)

その帰り。お得意の西立川駅Kaeruくんで私鉄連絡乗車券を購入した。
ここなら嫌がられずに購入できる物だから、面白がって買っている。
私鉄連絡乗車券で往復乗車券が帰るような話を聞いたから、近いうちに往復乗車券を購入してみよう。

帰りは、青梅線に八高線。
八高線は、北八王子と八王子の間が一番混雑した。
そのうえ、終着駅の八王子についても、ボタンを押さなきゃ開かないのか、八高線は……
終点なんだから車掌扱いで全扉開放にしたほうが良いんじゃないですか??

5-23
就職活動の一環で公務員採用試験を受けた話(その1の2)、特定集団しか集まっていないよ、トホホ

平成22年5月23日の日記
加筆修正:令和6年2月11日

運良く、国家公務員T種試験の一次試験を通過し二次試験の筆記試験を受験できることとなった。
当時の切符を見る限り前泊せずに、当日早朝に受験会場に向かったようだ。

東急電鉄 乗車券:(新)渋谷→150円区間

(当時の)二次試験は、専門科目の記述試験と、総合試験というほかの所で言うところの教養論文をもっといじめたような問題が出ます。
いろいろな思惑で、この試験の一次試験を受験した人間のうち、一次試験を通過した人間だけが受験できますので、ある程度ふるいに掛けられた、ある意味、本気で受験に来ている人たちの集まり、と言うことにはなりますが、当然のごとく、特定の集団に偏った人間が集まっている。
集まっているもんだから、「Lで始まる予備校の集団」や、「大学の名前を何回か連呼していればそこの大学の校歌に聞こえてくる西武新宿線と地下鉄東西線の乗換駅から徒歩圏内にある大学と同じ名前のチョメチョメセミナーの集団」が、それぞれ集まって談笑してる。
やれチョメチョメ庁の人事はこうだ、チョメチョメ省の人事はこうだ……
そして、頭のいい皆々さまがそれぞれに集まって、ヤマを張り始める。
さすがうちの大学の連中とは雰囲気が違うね、うちの大学の連中は、山じゃなくてテント張るからね、下半身に。
だが、残念なことに、その山、きれいに外してましたとさ、めでたしめでたし。

【試験終了】

帰宅は東急田園都市線に乗車する。
よくよく考えると、東急田園都市線なんて、存在は知っていてもとんと縁の無い路線である。
渋谷を起点に南西へ路線を延ばし、神奈川県の北部をかすめていく。全く以て、私にとって用事のないエリアである。
そんな田園都市線、あいにくの天気の中二子玉川駅への上り坂を上りながら駅進入に遭わせて減速していくのだが、雨に濡れたレールで車輪が空転し、その空転により一時的に速度がメーター読みでATC制限速度を超えてしまい、ATCは律儀に強力なブレーキを作動させ、車輪はロックし、運転台のスピードメーターが一気に速度ゼロの方向に振れている。
車輪にフラットを作るパターンである。

二子玉川を経由して溝の口駅にて東急田園都市線から下車する。
乗車券に無効印を貰おうと駅員に要請すると、恐ろしく丁寧に対応してもらえた。
さすが、東急クオリティである。

東急電鉄 乗車券:駒澤大学→150円区間

武蔵溝ノ口駅から南武線に乗り換え、立川方面へむかう。
偶然にも少数派の209系がやってきた。
京浜東北線からの209系撤退に際して大騒ぎだったが、ここ南武線では今も元気に走行中。
むしろ、205系ばかりの空間では、新しく見える。
その209系に分倍河原駅まで乗車し、京王電鉄に乗り換えする。
乗換相手は、京王7000系の準特急北野行き。
これに充当された7000系は、車内に旅客案内用のディスプレイが設置され、あげくに自動旅客案内放送の機材が搭載されていた。
こんなところにカネ使うんだったら、新車作ってほしい。
JR東日本が、電車が陳腐化する前に廃車して新車を新造しても営業上問題の無い電車を作る、という方針で、209系やE231系などの新性能電車を投入しているもんだから、京王線の7000系がハイテクに変身したところで、古さは否めない。
一方で、8000系は、特段の改造も無くそのまんまなのですが、7000系より先に8000系が消えるということは無いよね?

(平成31年1月5日追記:8000系には横長の液晶ディスプレイがつきました。爆音インバーターも静かなものに変わりました。)

乗車券:武蔵溝ノ口→めじろ台(南武線・分倍河原経由・京王電鉄線)

5-24
就職活動の一環で公務員採用試験を受けた話(その1の3)

平成22年5月24日の日記
加筆修正:平成31年1月3日

今日は国家公務員一種試験の二次試験受験者に対する業務説明会があり、自由参加ではあるが参加してみた。
自宅を出るのが遅くて集合時間に間に合う最終電車に乗車することとなったが、京王高尾線からの急行電車は高尾駅出発時点で満席となり、新宿駅まで一切座れずに立ちっぱなしであった。
(当時は)高尾線からの始発電車が少ない京王線は使いにく、安かろう悪かろうの路線だ。どうにかして欲しい……(いまはどうか知らんけどね)

新宿から、小田急線に乗り換えて暫く行った先、となるのだが、小田急新宿駅では、軽く旅客トラブルが発生していた。
若い男性が満員電車のマナーを守っていなかった人に抗議をし始めたので、その2人の間に駅員が入って仲裁しようとしたが、男性は駅員に食って掛かる。
「注意したらコレなのか?」(手錠をはめられるジェスチャー)
「コレなのか? あぁ? コレなのかって聞いてんだよ!!」
完全にヒートアップ、正義感の暴走。
扱いに困るパターンだ。
本人は正義感に駆られて声を上げているのだろうが、正直周りにはいい迷惑だ。
満員電車なんて乗客すべてストレスに感じているのだから、一人だけ正義を主張しても、何も良いことはない。
正義感を盾に、自分のストレスをばら撒かないで欲しい。
ストレスをばら撒きたいのは、あなただけじゃないのだから……
マナー違反だろうがルール違反だろうが、あなたが対処しなければならない義務はない、きっとお天道様がみていて、そいつには因果応報が待っているのだから。

【業務説明会終了……】

帰りに、久しぶりに明治神宮へよってみた。
雨の明治神宮もまた、すばらしい。
東京都内と感じさせないいい雰囲気である。
(当時の民主党政権の政策である日本経済焦土作戦のおかげで特定アジアからの旅行者がほとんどいなかったため、ますますいい雰囲気であった。いまの政権は際限なく受け入れるからたまったもんじゃない。入国税取れ!万民から入国税を取れ!国内で消費税免除しているのだから。)
ただ失敗したのは、就職活動の一環で、スーツを着て都心に行っていたということ。
そんな物着て砂利道を歩いた物だから、革靴は汚れるしスーツのすそも汚れた。
そのうえ、帰りは疲れたからと中央ライナーに乗ったのだが、変な格好で寝てしまったのでスーツに大量のシワ。
さらにさらに、追い討ちをかける大雨、折りたたみ傘しか持っていなかったのでびしょびしょ。
翌日、クリーニング屋に持ち込みました。

5-29
公務員試験の前乗りでビジネスホテルに泊まった話

平成22年5月29日の日記
加筆修正:平成31年1月3日、令和6年2月11日

翌日の公務員試験に備えて都区内に宿泊した。
八王子からの当日乗り込みだと、八王子を午前6時前に出発しないと間に合わないからだ。
その始発がトラブルと回復不能になる恐れもあって、ちょっとドキドキレベルが高いため、必要経費である。
(当時は、土日に宿泊しても、せいぜい8000円程度のところがゴロゴロあった。今は高くなったよね〜)
翌日に試験が控えているのにもかかわらず、羽田空港まで行って夕御飯を食べてきた。
風が強く寒い中、ターミナルの屋上で離着陸の飛行機を眺めてまったりと。
離着陸はいつ見ても不思議だ。
なんであんな金属の塊がいとも簡単に飛べるのか。
理屈は知ってるけれども、不思議な世界だよね、ぶっつりがく(物理学)って。

JAL

JAL

ANA

ANA

当時は国内線にジャンボジェットがドッカンドッカン飛んでいた時代でした。
全日空も日本航空も、がんがん国内専用のジャンボジェットである747-400Dをたくさん飛ばしていました。
いまは大きな虎の子で777-300ER、最大勢力が中型大型機の787-8、787-9だから、寂しくなったよね。
JALのA350が新たな風を吹かせ始めましたね。

5-30
就職活動の一環で公務員採用試験を受けた話(その3)、受験者情報の収集に余念が無い民間業者にホイホイされる受験生に唖然

平成22年5月29日の日記
加筆修正:平成31年1月3日、令和6年2月11日

裁判所事務官の一次試験の筆記試験を受験してきた。
まず受験要項の配布方法からして、(当時は)裁判所での配布のみでした。
私は八王子の簡易裁判所の事務室に募集要項を取りに行きました。
「公務員目指すの?給料安いよ〜。」
「はい、これね、頑張ってね。」
なんて言われながら募集要項を受け取りました。
この試験は、総合職と一般職の2つの枠で採用試験が行われ、当時は一般職で受験しました。
この試験も、択一式の専門試験・教養試験、記述式の専門試験・教養試験と盛りだくさん。
今月受験した他の試験と同様に、他の試験と日程的なバッティングがないので大勢の受験者が受験しにやってきます。
ただ、これまで受けた試験と異なり、問題数は少なめです。
取りこぼしは絶対にできません。
科目も少ないです、「これ捨て科目だから勉強しない。」なんて中二病もびっくりの強がりをやっていたのでは、確実にサヨナラです。
かなり点数の高い位置での勝負となると思います。
満点取る気の態勢で行きましょう。

なお、試験の教養試験が始まってたった5分でトイレ直行となったのはここだけの話……ではなく、いろんなところで言いふらしてます。
体調不良時はすぐに手を挙げてくれって言ってたのに、すぐ手を挙げても職員が来なかったのはここだけの話ね。
思いっきり手を振ってアピールして、ようやくトイレへ行かせてもらえました。
トイレ問題を別として、実際の問題は、正直難しかったです。
経済問題を8割獲得しても挽回は厳しいでしょう。

試験内容はこれくらいにして、受験生みんなが個人情報収集業者の情報収集活動に引っ掛かっていたという話に移ります。
試験会場となった大学の最寄りの東京地下鉄東西線の駅の階段を上がった出口付近に、長机を構えて個人情報の収集をしている一団がいました。
駅から次々と出てくる受験生に、
「合否結果の即時連絡の手続きを行ってます。」
などと声掛けを行って受験番号や名前や住所を記入させていた。
なぜか私の所には声掛けに来なかったのだが、他の受験生はほとんどこの当局とは関係ない業者による個人情報収集に協力していたようです。
公務員試験を受験する学生の層でさえこの程度なんですから……なんて世相を考えてしまう。
だいたい、声掛けの男性が、試験主催団体の腕章すらしていないのだから部外者だとすぐに判断付くと思うのだが、そこまで考えないんだろうな。
ちなみに、試験会場以外での特定試験の受験生に向けた個人情報収集は、すべて当局以外の活動だと判断してよろしい。
なぜならば、当局が個人情報を収集したければ、試験会場で試験開始直前に堂々と行えばいいのだから。
道端で、こそこそやる必要はない、よってすべて当局とは関係ないと思っていい。
そもそも、申込の段階で個人情報握ってるよね??

帰り。
東西線で中野まで出て、久しぶりに中央快速線で八王子まで帰宅する。
事前に購入した〔JR乗車券:中野 → 八王子〕と〔地下鉄乗車券160円区間〕を持って、地下鉄改札口の駅員に聞いてみた。
「これ、直行するんだけど、どうすればいい?」
どうすればいいのかは分かっているんだけど、両方をホッチキス止めして入鋏印押すとかウルトラCの対応でもしないかなと期待。
だが、セオリー通り、
「地下鉄の乗車券だけ入れて、降りるJRの駅で両方の切符を係員にお渡しください。」
とのお達し。
セオリー通りに入場する。

乗車した東西線電車は中野止まりだったので中野で乗り換える。
どうやら中央特快にタッチの差で乗り遅れたようで、豊田行き(豊田先着)、青梅行き(国分寺先着)、大月行き(三鷹先着)、3本見送って、4本目の高尾行き中央特快が八王子先着というありさま、ダイヤのパターンを一巡した先の中央特快が先の到着となる。中央特快を待ったうえでの乗車だが、着席できず立ちっぱなし。
立ちながら本を読むわけもなく携帯いじるわけでもなく、適当に車内情報ディスプレイを見ていると、いつも使ってる京王電鉄が人身事故でストップしているらしい。
中央線乗ってて良かったと思った瞬間である。

(なお、この場合は、先行する豊田行きの快速電車に乗車するのが着席の技である。快速電車だから途中駅での入換えも発生するし、特快待ちで乗車する客も少ない。だが、疲れているとそういう頭も動かないようで、当時は後続の中央特快を待ち、中央特快で立ちっぱになっていた。)
(なおなお、同じ方向に続行して走っていく電車やバスは、2本目以降の方が空いている傾向がある。京都の市バスで京都駅に向かう場合は、続行していたら2台目以降のほうが混雑はマシである、はず。最近はどうだか知らないけど。)
(そもそも、京都の市バスで京都駅に向かうんだったら、どっかで市営地下鉄烏丸線に乗り換えた方が絶対にいい、確実にいい、100パーセントいい!!!)


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