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主席の業務日誌・2016年02月

2016年2月吉日
日本神国 国家主席府 直轄都市行政庁           
政策企画統括局 財政政策統括官付機動投資対策班
2016-01 < 2016-02 > 2016-03

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日本銀行のマイナス金利政策が炸裂である。
マイナス金利で、預金金利が大幅下落し、直接の影響を被ったのは、しこたま日本円を銀行に預けっぱなしにしている、お金を持っている人。
マイナス金利で、ウハウハなのは、急激な国債需要により、国債返済のための国債再起債の負担が軽減された、日本政府。
政府の、政府による、政府のための、マイナス金利。
こんな状況になりつつあります。
普通預金金利自体、もともと、年利0.03とか0.02だったので、それが年利0.001になったとしてもたいしたことは無いので、あんまり騒がずそっとしておくしかないのだが、それはそれで面白くない。
更に面白くないのが、余剰資金の小金を運用していた東京スター銀行のスターワン1週間円預金が、年利0.21だったもが、年利0.1となり、楽天銀行の樂天証券口座保有者のマネーブリッジ設定普通預金金利の年利0.1と全く同じになったこと。
定期預金というのは、手持ちの流動性を放棄することで、普通預金より高い金利を受け取れる仕組みである。
これが普通預金と定期預金が同じ金利となった以上、東京スター銀行スターワン1週間円預金に預け入れる意義がなくなってしまったのである。
よって、東京スター銀行スターワン1週間円預金は全額満期解約し、年利0.025のゆうちょ銀行通常貯蓄貯金へ移し替えることとした。
楽天銀行にしなかったのは、楽天銀行の引き落としが面倒くさく定期預金並みの流動性放棄となってしまうので(入れるのはたやすく、引き出すのは難しい……)、引き落とししやすいとことろに入れておこうという魂胆である。
これが、2月中旬のことである。

ところが、気がついたら、東京スター銀行スターワン1週間円預金は年利0.02となっていた。
ゆうちょ銀行の普通預金金利と一致である。
と思っていたら、ゆうちょ銀行の普通預金と通常貯蓄貯金の金利が、年利0.001となっていた。
一足早く、大手都市銀行の、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行も、普通預金の金利を年利0.001としていた。
ここまでくると、ますます面白くない。
初めて、東京スター銀行スターワン1週間円預金以外の定期預金に手を出してみることとした。
いままでは、高い流動性を獲得したまま年利0.035を確保していたゆうちょ銀行通常貯蓄貯金に貯蓄を集中していた。
ここが年利0.001となり、都市銀行の定期預金の年利0.025が魅力を増してきたのである。
そういうわけで、年利0.001となったゆうちょ銀行通常貯蓄貯金から50万円近くの資金を引き出し、みずほ銀行に資本移転させ、みずほ銀行の定期預金に預け入れることとした。
金利が今後どう動くのか判断つかないが、機会損失に陥らぬよう、慎重に情報収集を続けていきたいところである。

さて、ここから余談。
極超低金利でも、お金を銀行に預ける2つの理由。
1 盗難リスクを避ける。
タンス預金なんて、いつ盗まれるか分からない。自宅のセキュリティと銀行のセキュリティ、どちらが高レベルか自明である。
2 災害リスクを避ける。
いつ火事になるか分からない、竜巻が来るか分からない、東日本大震災級の地震が来るか分からない、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルを日本に向け発射し自分の家を誤射してくるかもわからない。自宅の安全と銀行の安全、どちらが高レベルか自明である。極端な話、銀行の建物がすべて吹っ飛んでも、預金にお金を入れておけば、そのデータはすべて残っている。

なお、取り付け騒ぎによる預金封鎖は、最後は日銀が現ナマを用意して引出需要を完全にまかなうため、考慮しない、する必要も無い。銀行が倒産しても、預金保険制度があるため、勝手に倒産してろ、と放置プレイでかまわない、1000万円を超える預金があるなら別だけど。

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確定申告に行ってきた。
この2月は、月間超過勤務時間が125時間を記録したので、これ以上追加的に仕事はしたくない。
(労働基準監督署の皆様が仕事無くて困っているのなら、うちの会社の情報を内部告発しますので、いつでも連絡ください。労働基準法違反の超過勤務の勤務実績を提供いたします。)
そういうわけで、一日まるまる休みとして、確定申告書を提出しに行ってきたのである。
郡山税務署は、税務署での受付ではなく、喜久田の卸団地の卸センター組合会館にて申告書作成コーナー及び提出コーナーにて、申告書受付を行っている。
郡山市内から卸団地まではさほど遠くはないのだが、よくもまあこんな不便なところに会場を設置するものだと感心してしまう。
現地は現地で、駐車場は満員御礼、申告会場から離れたところに車を置くこととなる。
会場は開場で、確定申告作成者や相談者は、90分の待ち時間が発生していると掲示されている。

うちの会社も係員少ないんだから、来客対応も訪問順に順番に行い、対応能力を超えたらその時点以降の来客は待たせておけば良いものを、「お客様をお待たせしない」を金科玉条に、来客が同時多発的に訪問してきたら、係員全員同時対応をさせてしまい、電話対応を完全にストップさせ、しばーらく電話鳴りっぱなしにするアリサマ。
もっとも、これ、内部の意識改革を怠っているからで、「来客対応・電話対応は○○係の仕事」という意識が蔓延しており、他の係は来客及び電話とのファーストコンタクトを一切取らないアリサマなのでこうなっちゃうんだけれど……、だから苦情はいるんだぜ〜〜、新規採用になった職員だって、窓口に来た客を平気で待たせて、ファーストコンタクトを○○係りに丸投げ。
なお、これ余談ね。

私は申告書提出のみなので、受付に立っていた男性職員に、
「提出のみね〜。」
などと言いながら、提出の列に並び、待ち時間はほぼ十分。
先に提出している人が提出窓口で突っかかってなかなか終わらない。
一日まるまる休みなので、スマホで遊びながら待って、順番が来たら、提出して終了。
提出終了の後、銀行まわりをして通帳の記帳を行い、この日の業務は終わり。
とくにみずほ銀行の外貨預金(USDとEUR)の通帳は平日営業時間内の記帳しか出来ないので、平日休みの日は非常に貴重である、きちょうだけに。