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主席の業務日誌・2019年08月

2019年8月
日本神国 国家主席府 直轄都市行政庁         
政策企画統括局 新統合型交通戦略推進本部会議
2019-07 < 2019-08 > 2019-09

8-038-14

8-03
交通トラブルではじめて警察に110番通報をした

思えばこの日は仙台ナンバーが目立っていた。
幹線道路へ右折進入する交差点では右折レーンがないにもかかわらず、さも右折レーンがあってその延長線上で交通が途切れるのを待機する(中央線をはみ出し対向車線側に車体をはみ出して右折待機をする)仙台ナンバーを見かけた。
幹線道路で後方からの救急車を避けるために左によけたらフロントバンパーの左前方を縁石に接触させた仙台ナンバーを見かけた。

そして、幅員2.9メートル(一間道路+片側建築基準法後退済み)の市道を徐行程度の速度でゆっくり走行し、狭い箇所も残り10メートル程度(ここは建築基準法後退も行われていない一間程度の幅しかない)になったところで、対向車が交差点から進入してきた。
様子見ながら進入し、対向車があれば交差点部分から進入せずにやり過ごすのが、この住宅街の慣習のようになっており、私も、交差点部分で進入する先の状況を探ってから進入する。
この日も、車両は同様の動きをする物と思い、圧力をかけても悪いので、対向車両が入ってきた瞬間に一時停止をした。
そうしたところ、対向車両は我が物顔で私の車の直前まで侵攻してきた、
その状態で、その車から観た市道左側にぴったりと車を止めた。
その脇を通れって事なのか??
この対向車、仙台ナンバーの3ナンバーのレガシィB4である。
車幅1.7メートルのレガシィB4が道路端にぴったり寄せても残り1.2メートルしかなく、小型車である私の車も通行できない。
仕方がなくバックするしかないのだが、公道バックは基本やりたくない。
狭い部分に先に進入している私の進路をふさいでいるレガシィB4が、そもそも進入することなく交差点部で待機していればいいだけの話なのだから、進路交錯の原因者であるレガシィB4が下がれば良いだけなのである。
だからといって、自分の主権だけを主張してもしょうがないので、ある一定は譲歩して、レガシィB4の運転手にお願いした。

「わたし、運転下手だから、バックする後ろ誘導してもらってもいい?」
(大型二種持ってるんで、普通車を100メートル後退させる程度は何の問題も無いのだが、癪に障っているので熱風渦巻く住宅街で誘導ぐらいはさせてやる。)
そしたら、そのレガシィB4の運転手は
「あなたが運転下手だからここまで入ってきたんでしょ、私の車が入ってきた瞬間に下がればいいじゃん、自分が悪いんでしょ。」
とのたまうのだ。
自分で自分を「運転下手」というのはわかるが、なぜ赤の他人の知らない人から、「おまえが運転下手だから」っていわれなきゃならないのか。
かなり失礼な話である。
「わたし今車止まっている位置まで進入してましたよね、後から入ってきたのはあなたですよね、そもそも入る方が悪いと思うんですけど。」
いらいらを押さえてそう反撃したが、
「後ろ車居て下がれませんから、あなたが下がってください。」
後から入ってきたのはそもそもあなただよね。
だいたい、レガシィB4の後ろにいた車は、交差点から別な方向に進んで、みんな危機回避してるよ、地元だものね。
ここで、私もいらいら爆発。
「じゃあいいです。警察読んで警察に誘導してもらいますから。」
「ええ、呼んでもらって結構です。」
相手の承諾を得て警察に電話。
人生二回目の110番、成人して自動車運転者として初めての110番。
つながった先は、福島県警通信指令室、なのかな?
声からして若い女性の警察官が担当となった。

警察:事件ですか事故ですか?
→交通トラブルです。狭い道で離合できなくなりました。バックするのも自信がないので誘導を頼んだんですけれども、おまえが自分で下がれの一点張りでトラブルになりそうなので、警察に誘導してもらいたいんですけどいいですか?
警察:場所はどこですか?
→(郡山市某幹線道路)から一本二本入ったところの路地です。私が半分以上進入したところで、対向車が入ってきてしまい、下がれって言うんで仕方がなく下がろうと思うんですが、バックに自信がないので誘導をお願いしいんですけれど。今居る場所だと相手が下がった方が早いんですが。
警察:接触はしていませんか?
→車は接触していません、事故は発生していません。
警察:相手から殴られたとか脅されたとかはされましたか?
→まだされていませんが、威圧的です。ちょっと怖いんで。
警察:パトカー向かわせますので落ち着いてください。

そうこうしているうちにレガシィB4の運転手がやってきた。
「早く下がって! 後ろ来てるんで!」
そもそも、後ろ来ててもあなたがそこに侵入しなければ、ここまで交通が錯綜せずに、すべての車に逃げ場があって逃げられるんだけど。 そもそもそもそも、仙台ナンバーの余所者が郡山市の住宅街に迷い込んでんじゃねえよ!!

「あーもーやだなあ、ばっくやだなー」
そう言いながら、ギアポジションを後退へ、ぴーぴーぴーぴーの警告音とともに微速後退。
(繰り返しになるが、大型二種持っているので下がる分には良いんですが……)

警察:いまの会話聞いていました。パトカー向かっています、無理に下がらなくても大丈夫です。
→降りてきて下がれって言ってるんで少しずつ下がりたいと思います。
警察:無理な運転しなくても大丈夫です。危ないと思ったらすぐに車を止めてください。無理しなくても大丈夫です。

すごいね、警察は事故発生しないように落ち着かせるように会話を続けてくれる。
微速後退しているとレガシィB4が前進してくる。
その前進が尋常じゃなく、かなり車間距離を詰めてくる。
私の車の運転席からレガシィB4のフロントナンバーが見えなくなり、フロントグリルが見えなくなる。

警察:大丈夫ですから落ち着いて。無理に運転し無くても大丈夫です。
→対向車がかなり圧かけてくるのでゆっくり下げてます。いちおう対向車のナンバー伝えておきます。仙台300「*」の****です。 警察:車種は分かりますか?
→スバルのセダンです。
警察:運転手は?男性ですか女性ですか?年齢は?
→男性、30代だと思いますが、結構圧かけてきます。いまも車前進させてきて結構圧を感じます。
警察:無理に下がらなくても大丈夫です、パトカー向かっています。事故だけは避けてください、接触しそうなら車を止めてください。パトカーもこの通話は聞いています、向かっています。運転手さんの車とお名前も伺って良いですか?
→(トヨタの小型車)です。

会話の最中も無理に車を動かすことがないようとにかく止まって待つことを勧めてくる。
勧められるが車間距離がどんどん迫って圧をかけてくるので、これは逃げるしかない。
こんな逃げ場のない場所で煽り運転されるとは思わなかった。
煽り運転なんて煽られたと思った瞬間に路端に停車させて先に行かせれば問題ない、幹線道路だけの話だとって思っていたけれど、こんな住宅街の路地で煽られたんじゃ逃げ場がない、非常に恐怖を感じる。

警察:接触しそうなら車を止めてください。
→いまゆっくり下げてます。駐車場に車を入れられれば、大丈夫かなって思うんですけど。
警察:無理はしなくても大丈夫ですから。
→あ、でも、駐車場に入れられました!!避けられました!!もう大丈夫です、対向車もすり抜けて走って行きました!!

仙台ナンバーのレガシィB4、一気に加速して逃げていった。
実は警察呼ばれてビビってた?

警察:対向車が行ったのであれば、トラブルは解消ですか?
→もう大丈夫です、行ってしまったので、問題なくなりました!!
警察:いまパトカー向かっていますけど、どうしますか?パトカーは向かわなくともよろしいですか?大丈夫ですか?
→はい大丈夫です。もう大丈夫、ありがとうございました。大丈夫です。
警察:ではパトカーの派遣は終了します。
→ありがとうございました、お手数かけました、ありがとうございます。

丁寧にお礼を伝えて、電話を終了しました。
こういう状況で警察を利用して良いのか悪いのかは分からないけれども、通信指令の警官は事故に発展させないことを第一に話しかけてくれていました。
110番なんて気軽に利用するものではなく、もうどうしようもない状態になってから電話するものだと思っていたが、そうなる一歩手前であっても丁寧に対応してもらうことができた。
警察への批判がされることもあるが、少なくとも110番の対応は、助けを求めて電話をする側からはとても丁寧で頼りになるものでした。
110番のお世話にならないことが一番であるが、危険を感じたときは躊躇なく利用したいと思います。

【2019年10月、追記】
このレガシィB4、10月に入って同じ住宅街で目撃しました。
仕事か何か出来ているのかどうかは分かりかねますが、同じ交差点で、進入先が見えないのに徐行も一時停止もせずに進んでいきました。
安全運転というか防衛運転というか、そういうのを一切理解していないのでしょう。
事故らなければ良いのですが……。

8-14
仕事のイライラ話、根回しは大事だよ

もう半年以上も前の話だから相手も忘れているに違いないが、反面教師として記録しておこう。
表題にもあるとおり、根回しは必要だよ、という話である。
年末年始にかけて短期間でまとめる仕事があって、それについては同じ班内の同僚も数週間ほど前の班会議のころから、やらなきゃいけない、だとか、これは毎年やるやつだから来年度以降も在籍する職員にも覚えておいてほしい、だとか言い出しており、存在自体はわかっていたわけ。
この時点で、何ヶ月も先の人事異動で自分は異動になるから、という異動風を吹かせまくっており、感じ悪いなあ、と思っていたのは事実である。
だいたい異動風吹かせはじめると、これ決めるのは来年もいる人で……、この研修(説明会)は来年度にかかわることだから受講(出席)する人は来年度もいる人で……、などと言い始まって、班内の決定事項や面倒ごとから逃げるようになる人が多いんだよ、うちの会社。
で、この同僚は逃げ始めたくせに、業務遂行には細かいことまで口を出し、班長ではないのに班長気取りの状態になっており、私の、感じ悪いなあ、という感情に拍車をかけていた。
(なお、班長気取りはこの同僚のほかにもう一人いたのだが、これはまた別枠である。)
その、感じ悪いなあ、という印象を強く持っいた状態で勤務を続けていたのだが、年明け早々の班会議で、同僚は突然に発言を求め、
「この業務は毎年やらなければいけない業務なので、私と、(ペアを組んで業務に当たる)Xさんと、○○君とでやります。」
○○君ってのが私なのだけれども、私が同僚らとその業務に当たるって話、班会議やる前には一切聞かされておらず、唐突に班員すべてがいるところで言い出したわけだ。
そりゃほかの班員はやんなくていいんだから文句は言わないだろうけれど、私は私で、私の通常業務を継続した上で新たな業務に当たらなければならなくなる。
そこのところの業務の適正配分ってのを考えるのが班長の仕事になるのだろうけれど、当時の班長は仕事しないで業務時間中寝ている人間だったから、業務の適正配分なんて考えずに同僚の提案を承諾してしまった。
なんにも話を聞かされておらず非常に面白くなかったので、私は反論する気も起きず、かといって同意する気もなかったので、その班会議では一切発言をしなかった。
(発言しない人がいる会議なんてやる必要あるのか、ということは別の話題である。)
なお、私が通常業務に手一杯になっていたため(手一杯であることを半ば装ったため)、結局のところ、私はその業務に一切タッチすることなく業務が終了した。

班会議の前に一言、この業務に参加してほしい、ほかの班員には班会議で伝えてほかの班員からの業務が回らないよう配慮を求めるから、とか言ってくれていれば、通常業務を整理して業務に参加していただろう。
そう考えると、最初の根回しの必要性を、根回しされる側の気持ちとして実感したところであった。