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E257系グリーン車を体験しよう

2008年吉日
日本神国 国家主席府 主席官房課 視察手配担当



さて、1時間ほど時間をつぶしている間に、着席整理券を購入する。
E257系車両は、グリーン車が8号車の半分だけである。そういうわけで、着席整理券は早めに購入するのが得策である。
料金は、普通車着席整理券が500円、グリーン車着席整理間が700円。
東京・新宿から、降車可能な駅のどこまで乗っても、同じ料金です。

17時00分。
東京駅から、E257特急型車両を利用した、〔中央ライナー〕1号 高尾行き へ乗車。
新宿駅は、17時15分発。
その後、先行する列車を追いかける形で、ちんたらちんたら……
東京発16時52分(8分先行)快速電車 高尾行き を追い抜くものの、東京発16時50分(10分先行)通勤快速 高尾行き は、終点まで追い越すことなく終了。
特急的なスピードはありませんが、特急的な着席は保証してもらえます。
しかし、この"ちんたら"感が、かえってゆったり帰宅のムードをかもし出してくれます。が、劇的な速達サービスではないことを否定することはできません。

立川駅には、17時43分着・17時44分発
立川駅からは、制度的には乗車できません。

しかし、先日、立川発 21時42分 中央ライナー7号 高尾行き に、サラリーマンが飛び乗るのを目撃しております。いくら、立川駅から乗車するなと言っても、すべてのお客様を排除することは不可能でしょう。
もっとも、立川駅のダイヤも酷いものです。
21時34分 高尾行き の後に来る電車は
(中央線から青梅線への直通電車のスジが入って)
(中央ライナーが来て)
21時44分 八王子行き
21時46分 甲府行き 普通列車
というダイヤで、34分を逃すと、西八王子・高尾へは、12分も待たなければいけないダイヤになっているのです。
これでは、21時42分の中央ライナー7号に飛び乗るサラリーマンに同情したくなる。
さらにさらに、12分待った後にやってくる車両は、115系3ドア近郊型普通列車。ボックスシートであり、ワイドボディ化されていない国鉄時代の中電車両です。すなわち、E233系通勤電車よりつめこみが効かない。つり革も少なくて、立ち乗りは非常につらい。そのくせ、八王子乗車の西八王子下車、という利用が多く見られる。
要するに、中央本線高尾以遠のお客様で混雑するのではなく、快速電車で間に合う電車特定区間のお客様で混雑する状況になっているのです。
甲府行き 普通列車の、本来のターゲットは、高尾以西へのお客様ですから、少々都合が悪い。
甲府行き普通列車の混雑解消には、中央ライナー7号を、立川から着席整理券を不要とする快速電車とし、西八王子停車も停車するようにすれば、高尾までの電車特定区間のお客様が、普通列車に乗らずに済むようになり、本来の普通列車のお客様にとって混雑解消のサービスアップにつながると考えられるが、これはまた別枠での話だろう。


さて、E257は、定刻通りに、高尾駅到着。1番線ホームに収まった。
グリーン車を購入したものの、E257のグリーン席は、大してグリーン車の優越感は感じられなかった。
窓も、大窓仕様でもないし、普通車と同じ横4列。前後の間隔も、別段普通車で困らない人間なので、それほど重要でもない。
足置きがあったが、まあ、使わなくても問題はない。
結論。私にとって、E257系のグリーン車は、必要ない。たとえ松本から新宿まで〔あずさ〕に乗ろうとも、普通車で満足するだろう。

それにしても、なぜこの程度の、中途半端なグリーン車になっちゃったんでしょうか。

E257系中央ライナー表示
中央ライナーを表示。既に、尾灯を点灯して、帰る準備。

グリーン車車内
グリーン車の車内。イスを無理やり4列にしているおかげで、通路が狭くなっている。
おかげで、車内が狭く感じる。



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