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国家主席の仙台出張(第3日目)

2009年吉日
日本神国 国家主席府 主席官房課 視察手配担当

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3日目、9月20日。あいかわらず、ひっどいゼミですよ。
この件に関しましても、業務日誌を参照ください。

宿泊先を後にし、いったん仙台駅へ移動。
仙台駅まで宮城交通のバスに乗車。
事前に購入しておいた磁気式SFカードを使って運賃精算。
周りのゼミ関係者、私が鉄道関係の怪しいグッズを持っていても全く無関心、完全に織り込み済みの模様。

仙台駅から仙台市営地下鉄に乗車。

駅名標

意外と地下鉄の本数が多い。
これなら「待たずに乗れる仙台市営地下鉄」と銘打っても嘘にはならない。
交通渋滞に影響の受けない軌道交通であり、非常に便利な存在であろう。
その代わり、高かったけどね……

仙台市営地下鉄で乗車券に無効印をもらおうと窓口に申し出たら、
「持ってっていいよ」
と、判子もパンチ穴開けも磁気消去措置も一切なし。いいのか?
あげく、窓口に一番近いところの係員通路を示して、
「こちらどうぞ。」
と。
……なんか不思議な市営交通だな。
お役所の交通局と言えば、もっとムスっとしているかと思ったが。

そのかわり、すごいところにすごい機能が搭載されている。
切符を無くしたら最大運賃をいただきます、というのはどこでも目にする規約。
どこでも目にするが、たいていは改札係員に申し出て係員にお金を払ったり、事情説明のうえ釈放(?)してもらえたりと、かならず係員に接触を図らなければならない。
ところが、仙台市営地下鉄はその規約を杓子定規に適用し、キッチリ最大運賃を徴収するオートメーション装置が存在した。
なんと、精算機に「切符紛失ボタン」が設置されているのである。
こんな機能、少なくとも京王電鉄では見たことないぞ。
(京王は無人駅ないからこんな機能はいらないんだろうけど……)

地下鉄で、旭ケ丘へ。
そこの某科学館。
ここ、これで通算3回目ですから……

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