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神々への祈り、伊勢・奈良・京都への出張(第1日目)
2010年吉日
日本神国 国家主席府 主席官房課 視察手配担当
前振り 1、2(インデックス)
1日目 3、4、5、6、7、8、9、10、11、12
13、14、15、16、17、18、19、20、21、22
23、24、25、26、27、28、29、30、31、32
33、34、35
2日目 36、37、38、39、40、41、42、43、44、45
46、47、48、49、50、51、52、53、54、55
56、57、58、59、60、61、62、63、64、65
66、67、68
反省 69
伊勢神宮外宮を後にして、内宮へと向かう。
バス停には誰もいなかったので、バスが出たばかりと判断。
天気もいいし、せいぜい5キロ程度しかないので歩いていくことにする。
昔はバスなど存在せず、多くの参拝者が私と同様に外宮から内宮へかけて歩いたのだろう。
何を思ってここを歩いたのだろうか……(いや、同じ道は歩いてないか)
そんなことを考えつつ上空を見ると、飛行機。
日本航空グループのボーイング737型機だ。
大勢の参拝者が徒歩で外宮から内宮まで向かった時代はとうに過ぎ、今や神様の直上を飛行機が飛ぶ時代。
されど、伊勢神宮への信仰心は消えずに、参拝に来る人が大勢いる。
変わるものと変わらないものが共存するこの空間……。
などと考え歩いていたが一向に内宮には到着せず……
これは、待ってでもバスを利用するべきだったか。
でも今回、関西に行くのにICOCA忘れたし、PiTaPaの申請忘れたりでIC乗車券の類がまったくないので、料金支払いが小銭オンリーのバスは面倒くさかった。
めんどくさがって、1時間以上も歩き通し……
私の前を横1列になって歩く女性三名。
追い抜こうにも歩道は狭く追い抜けない。
やっとのこと、横断歩道で車道側に膨らんで追い抜くことに成功したが、私が追い抜く直前に、女性グループとすれ違った自転車のオバちゃんが後方で転倒。
放っとくのもマズイので声をかけたら、
「あなたたちが横に広がるから」
などと、いわれの無い文句を受ける。
言い返す必要は無いと思い、そのまま謝ってオバちゃんを見送ったが、直接の原因となったであろう女性グループは何事も無かったかのようにはるか前方。
3人寄れば他人は気にせず、か。
散々歩き、ようやく、猿田彦神社に到着。
この林が、猿田彦神社。
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