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国家主席の名古屋出張(第2日目)
2008年吉日
日本神国 国家主席府 主席官房課 視察手配担当
前振り 1、2
1日目 3、4、5、6、7、8、9、10、11、12
13、14、15、16、17、18、19、20、21、22
23、24、25、26
2日目 27、28、29、30、31、32、33、34、35
3日目 36、37、38、39、40、41、42、43、44、45
46、47、48、49、50、51、52、53、54、55
反省 56
集合の号令がかかっている時間が迫っているので、近鉄鑑賞を終了します。
特急を何本も走らせる、近畿日本鉄道株式会社。
完全に好きになりました。
2009年より、阪神なんば線と近鉄奈良線が相互直通を開始する予定で、近鉄の車両が神戸まで行くことになっている。都合上、標準軌のレールが、名古屋・伊勢志摩から難波経由で神戸・姫路とつながることとなる。
特急列車の乗り入れに関して、
JR東日本と東武鉄道による 新宿←→東武日光・鬼怒川 の特急スペーシア、
小田急電鉄とJR東海による 新宿←→沼津 の特急あさぎり、
という前例がある。
前例がある以上、近鉄特急が山陽電鉄まで乗り入れる可能性は皆無ではない。近鉄特急が姫路まで顔を出すことになるのか、きわめて楽しみでもある。
入場券を無効化して、お持ち帰り。
宿泊先に戻り、公式日程再開。
公式日程消化……
公式日程と言っても、飲み会です。酒飲んだって、同学年の男どもとは話のネタが合わなくてつまんない。そういうわけで、ビール持って女の子のところに入り込んで(これをちまたでは、からみ出した、と表現する)彼女たちと盛り上がらせて頂きました。煽られるがままにガボガボッと……ぐうぇ〜……
終了後、現地解散の解散時刻が想定より早かったので、指定席の変更を行う。
酒飲んだ後にあるくのはおっくうだったが、JR東海の名古屋駅へ出向く。
窓口のお姉ちゃんのところへ……って思ったら、男しかいない。時間が時間で、午後10時に迫ってるんですから、こんな時間に女性を窓口に座らせてたら、酔っ払いジジイの被害にあいかねません。男性職員を配置するのは、妥当な配慮でしょう。
14時発の特急〔しなの〕15号を、13時の〔しなの〕13号に、
長野新幹線〔あさま〕542号を、〔あさま〕578号へ、それぞれ変更します。
なお、長野駅での乗り継ぎなので、〔しなの〕と〔あさま〕との間で乗継割引が発動し、〔しなの〕の特急料金が半額になります。
窓口の男性に2枚の特急券を渡し、それぞれ1時間前へ変更するように申し出る。
〔しなの〕はめでたく、同じ号車の同じ座席を確保することができました。〔しなの〕の車両の窓は、座席2つ分の横長の窓なので、座席位置は極めて重要なのです。
次に、その〔しなの〕から乗り継げる新幹線への指定変更を要請。JR東海の窓口でも、JR東日本の新幹線の乗車変更ができるんですから、マルス・システムって恐ろしい。同じ座席での変更を要請したのですが、
「ありません。」
だそうです。八王子駅のお姉ちゃんならば、次善の策をすぐに提示してくれるのですが、名古屋駅の若い男性職員は、「ありません。」としか言わない。
これは、
指定席を変更しに来た客は、〔しなの〕→〔あさま〕の乗り継ぎで大宮。
→こんな行程、オタクしかやらない。
→オタクなのだから第二プランを準備しているだろう
→そして、それを提示してくるだろう。
→よって、次善の策を検索しないで、客の提示を待とう。
と判断したのか、
あるいは、いつもこういう態度なのか?
いずれにせよ、客側から職員の行動の真意を予想することはできても完全には理解できない。八王子駅のお姉ちゃんたちの対応に慣れていると、「ありません。」とだけ言われると、「だからどうして欲しいんじゃい?」って聞き返したくなったのは事実です。
ちなみに、こういうとき、東日本旅客鉄道八王子駅のお姉ちゃんだと、
「同じ号車で同じ番号のお席はお取りすることはできませんが、○号車であれば、同じ場所のお席をお取りすることができます。」と応対してくれる。
「できませんが……」と応対しながらも、同時並行で、端末で別な号車を検索してくれるのだ。
「ありません。(どうしましょ?)」的な応対をされるよりも、次善のプランを示してもらったほうが、私個人は助かる。
たまにボールペンで端末のタッチ画面を突っつく係員がいないこともないが(壊れるんじゃないかと、こっちが心配になる)(ここ一番の発券の最中に壊されたらたまったもんじゃない)、東日本旅客鉄道株式会社の空気に慣れてしまうと、東海旅客鉄道株式会社は、まさに異国情緒漂う別世界であると言っても過言ではないだろう。
仕方ないので、「別の座席でお願い。」と伝え、適当な位置を取ってもらった。つもりでいた。
しかし、適当な位置を頼んだつもりが、この駅員が、本当に別な意味でのテキトーな場所を取りやがったことに気がついたのは、乗車した時であった。
9月19日へ。
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